商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2020/04/07 |
| JAN | 9784309417400 |
- 書籍
- 文庫
鴎外の恋 舞姫エリスの真実
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鴎外の恋 舞姫エリスの真実
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商品レビュー
4.6
6件のお客様レビュー
「舞姫」読書会に参加した。そこで紹介されていた本だ。図書館で見つけたので借りて読んでみた。すぐに結論を書かずに引っ張っているのはもちろん意図的ではあるだろうが、僕にはそれがまどろっこしくなってきて、途中かなり流し読みをしてしまった。それで結局、射撃の練習のときに知り合った男性が言...
「舞姫」読書会に参加した。そこで紹介されていた本だ。図書館で見つけたので借りて読んでみた。すぐに結論を書かずに引っ張っているのはもちろん意図的ではあるだろうが、僕にはそれがまどろっこしくなってきて、途中かなり流し読みをしてしまった。それで結局、射撃の練習のときに知り合った男性が言っていたのはガセネタであったのか。エリス=エリーゼは踊り子ではなかったわけだな。船に乗って日本に来たことは間違いない。それはすでに分かっていたこと。しかし、出生の証拠が見つからなかった。何度もあきらめそうになったけれど、そのたびに何かに引っかかり、誰かの助けを得て、とうとう欲しかった情報にたどり着く。まあ、日本人が、100年以上前の一般のドイツ人女性を探しているということで、物珍しさもあって、皆手伝おうとしてくれたのだろうなあ。僕も結婚2年目の夏休みに妻とライプツィッヒ、ツウィッカウ、ウイーンと音楽家の生家などを訪ね歩いたが、その際も皆親切だった。わざわざ案内してくれて、記念撮影までした。まだまだライプツィヒがそこら中で工事中だったころのこと。さてさて、森林太郎であるが、最初の結婚は、家のこと、母のことを思って受け入れたのだったろうが、体調も崩していき、このままではと心配した母が離婚の話をすすめたようだ。ということは、エリーゼへの思いを断ち切ることが出来ていなかったということなのだろうか。ベルリンにまた迎えに行くよとか何とか約束していたけれど、それがかなえられなくて、気に病んで具合が悪くなっていったのだろうか。そこから再婚するまでの10年あまり、林太郎はどんな思いで過ごしたことだろう。そこにもドラマがありそうだ。鷗外の書いたものをもっと読んでみたいなと思った。ところで、講談社で出したものを、どうして河出で文庫にしているのか。いろいろと大人の事情とやらがあるのだろうか。
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『舞姫』を読むならセットで読むべし!とマリモっちにオススメ頂いた本書 もちろん一緒に借りてきましたが、森鷗外との共鳴は気のせいだったことが判明しテンションだだ下がりで、エリス?そんなんどこの誰だろうが興味ないわ!という状態でしたが、せっかく借りて来たのでしゃーない読み始めました...
『舞姫』を読むならセットで読むべし!とマリモっちにオススメ頂いた本書 もちろん一緒に借りてきましたが、森鷗外との共鳴は気のせいだったことが判明しテンションだだ下がりで、エリス?そんなんどこの誰だろうが興味ないわ!という状態でしたが、せっかく借りて来たのでしゃーない読み始めました 第二章くらいまでテンションだだ下がり状態は続いたんですが、あれ?なんか面白くない?面白いよこれ! 本書はベルリン在住の六草いちかさんがひょんなことから『舞姫』に登場する踊り子エリスのモデルになったと思われる森鷗外ドイツ留学時代の恋人エリーゼの調査を始める…という内容 これがね、まさにミステリーです 本格推理もの!とまでとは言わないけど紆余曲折の調査の過程が面白いのや! 偶然の出会いにも助けられながらエリーゼの正体を追う中で、これまで語られてきたエリス像に疑問を投げかけ、『舞姫』が書かれた意味や森鷗外の想いにまで迫るラストは納得感がすごい これもしかして順番逆だった? うん、もし『舞姫』を読んでみたいな〜と思う方がいたら、こちらを先に読むことをおすすめします 先人に学べ!(いいように言った!)
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「舞姫」授業準備のために読む。 エリスの正体に迫るもので、ベルリン在住の筆者が地の利を活かしてドイツの公文書や教会簿などをしらみつぶしに探す過程に圧倒される。 それも、本業ではなく好奇心から始めたものだから、「もうやめよう、これで終わりにしよう」と思いながら、諦めきれなかったり、...
「舞姫」授業準備のために読む。 エリスの正体に迫るもので、ベルリン在住の筆者が地の利を活かしてドイツの公文書や教会簿などをしらみつぶしに探す過程に圧倒される。 それも、本業ではなく好奇心から始めたものだから、「もうやめよう、これで終わりにしよう」と思いながら、諦めきれなかったり、偶然の出会いなどがあったりしてふんばる様子が生々しく、ハラハラする。まるでミステリーを読んでいるよう。 鷗外が「舞姫」で「なに」を書いたか、だけでなく、「なぜ」書いたのかを知って欲しい、という筆者の言葉に、限られた時間の授業では「なに」が書かれているかを考えることに注力したけれど、次に授業をする機会があったら、外部資料に基づいて鷗外が「なぜ」この作品を書いたのか、に迫っても面白そうだと感じた。 あまり得意ではなかった鷗外に少し関心を持つことができた一冊。
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