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画家とモデル 宿命の出会い
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2020/03/25 |
JAN | 9784103532316 |
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画家とモデル
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商品レビュー
4.1
21件のお客様レビュー
画家とモデル 表紙はワイエスのヘルガシリーズのヘルガ。 この側面からのアート本。私はアートに詳しくないので、たぶん一般的な人のイメージに近いと思うのだけど。ついつい恋愛や不倫関係にあるような印象があるテーマ。本書ではそれ以外の関係性にも触れられていてとても良かった。私の中の画家へ...
画家とモデル 表紙はワイエスのヘルガシリーズのヘルガ。 この側面からのアート本。私はアートに詳しくないので、たぶん一般的な人のイメージに近いと思うのだけど。ついつい恋愛や不倫関係にあるような印象があるテーマ。本書ではそれ以外の関係性にも触れられていてとても良かった。私の中の画家への理解や魅力発見が深まった。 どのモデルと画家の関係も興味深かったが、一番グッときたのはフォンターナの章。アントニエッタの肖像は他の人の描いた彼女との対比があり分かりやすかった。同じモデルでも、画家によって全然違うのに驚いた。写真が当たり前の私からすると肖像画は誰が描いても同じだと思っていので。モデルとの信頼関係やモデルへの気持ちが絵を通して伝わってくる。愛情や見つめる視線から醸し出される生命力や感情。こんなに違うのかと。絵のタッチを超えた、その違い。これが表現力なのかな?良い本に出会えました。
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面白かったし興味深かい内容から★満点 ただし著作権絡みか画像不掲載の作品が目に付くのは残念。 参考文献もちょっと雑に感じる。まあ自分で調べろって事かもしれないが。 一番気になったのは当然、メンツェルの作品。 真相を知るまで後の創作とは思わなかったほど観てきたかのように描けている...
面白かったし興味深かい内容から★満点 ただし著作権絡みか画像不掲載の作品が目に付くのは残念。 参考文献もちょっと雑に感じる。まあ自分で調べろって事かもしれないが。 一番気になったのは当然、メンツェルの作品。 真相を知るまで後の創作とは思わなかったほど観てきたかのように描けている。 現物もベルリンで観た。汚れて薄暗い画面で細かい描写不鮮明なのは残念だった。 晩年に得た真のミューズ → サージェントと《トーマス・E・マッケラーのヌード習作》 「飛んでいってしまった」 → ゴヤと《黒衣のアルバ女公爵》 母として画家として → ベルト・モリゾと《夢みるジュリー》 守りぬいた秘密 → ベラスケスと《バリェーカスの少年》《道化セバスティアン・デ・モーラ》 レンピッカ色に染める → タマラ・ド・レンピッカと《美しきラファエラ》 愛する母をマリアに → ギュスターヴ・モローと《ピエタ》 大王と「ちびの閣下」 → メンツェルと《フリードリヒ大王のフルート・コンサート》 伯爵の御曹司とダンサー → ロートレックと《ムーラン・ルージュ、ラ・グリュ》 野蛮な時代の絶対君主に仕えて → ホルバインと《デンマークのクリスティーナの肖像》 愛のテーマ → シャガールと《誕生日》 過酷な運命の少女を見つめて → フォンターナと《アントニエッタ・ゴンザレスの肖像》 真横から捉えた武人の鼻 → ピエロ・デラ・フランチェスカと《ウルビーノ公夫妻の肖像》 破滅型の芸術家に全てを捧げて → モディリアーニと《ジャンヌ・エビュテルヌ》 妹の顔のオイディプス → クノップフと《愛撫》 宗教改革家との共闘関係 → クラーナハと《マルティン・ルター》 画家の悲しみを照り返す → レンブラントと《バテシバ》 呪われた三位一体 → ヴァラドンと《網を打つ人》 「世紀の密会」 → ワイエスと〈ヘルガ・シリーズ〉
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代表的な画家と、描かれたモデルとの関係や背景について。 読む前と読んだ後ではその絵から感じ取れるものがずいぶん変わってくる。 それにしても絵から伝わる情報や感情は、写真や映像とはまた全然違ったものがあって面白い! ジャンルは違っても、原田マハさんの楽園のカンヴァスも良かった。
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