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草原の制覇 大モンゴルまで 岩波新書 シリーズ中国の歴史3
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2020/03/21 |
JAN | 9784004318064 |
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草原の制覇
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草原の制覇
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商品レビュー
4.1
11件のお客様レビュー
大元ウルスが物凄くて、これ以外の歴史の出来事がどれも小さく見えてくる。 特に面白かったのは安禄山の話。通訳から頭角を表して強大な軍閥を築き上げ、そして楊貴妃の養子になる。めちゃくちゃ興味を惹かれた。
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従来ではモンゴルが中心になるであろうこの巻で、契丹に詳しく書かれている点は新しい。かつては北宋との関わりで文化的に発展したと言われていた契丹であったが、早い段階で遊牧民ながら都城を造るなど新たな発見により大きく印象を変えている。そんな彼らが北宋と結んだ澶淵の盟は後の国家にも大きな...
従来ではモンゴルが中心になるであろうこの巻で、契丹に詳しく書かれている点は新しい。かつては北宋との関わりで文化的に発展したと言われていた契丹であったが、早い段階で遊牧民ながら都城を造るなど新たな発見により大きく印象を変えている。そんな彼らが北宋と結んだ澶淵の盟は後の国家にも大きな影響を与えている。また、沙陀系王朝についても詳しく書かれていて学ぶところが多かった。
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岩波新書のシリーズ中国の歴史の第3巻で、北方草原地帯の遊牧民に焦点を当て、ユーラシア東方史という枠組みで中国史を捉え直している。時代としては、大体、五胡十六国時代から大元ウルスの時代までを扱っている。 従来の中国王朝交代史では周辺扱いされがちだった草原地帯の遊牧国家(契丹、金など...
岩波新書のシリーズ中国の歴史の第3巻で、北方草原地帯の遊牧民に焦点を当て、ユーラシア東方史という枠組みで中国史を捉え直している。時代としては、大体、五胡十六国時代から大元ウルスの時代までを扱っている。 従来の中国王朝交代史では周辺扱いされがちだった草原地帯の遊牧国家(契丹、金など)を中心に据えたダイナミックな興亡史で面白かった。本書で扱われている時代についていえば、いわゆる中華王朝よりも草原地帯の遊牧国家こそが時代の主役だったということがよくわかった。 拓跋国家、沙陀系王朝、澶淵体制といった概念は、本書で初めて知り興味深かく思った。特に、唐朝が、拓跋国家としてまさしく遊牧国家と位置付けられる存在だったというのは目から鱗だった。
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