商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2020/03/19 |
JAN | 9784562057450 |
- 書籍
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中国の海洋強国戦略
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中国の海洋強国戦略
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
結論:米国とその同盟国は、伝統的な武力闘争のように勝利する必要は無い。彼等が実施する必要があるのは、中国の拡張に正々堂々と抵抗することである。 海上保安庁を質・量共に強化して、北京のグレーゾーン戦略に付き合うしかないって事だ。 フィリピンとベトナムの例を見てもわかるように、北...
結論:米国とその同盟国は、伝統的な武力闘争のように勝利する必要は無い。彼等が実施する必要があるのは、中国の拡張に正々堂々と抵抗することである。 海上保安庁を質・量共に強化して、北京のグレーゾーン戦略に付き合うしかないって事だ。 フィリピンとベトナムの例を見てもわかるように、北京は抵抗されると引く。
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中国の、海上民兵や海警などを用いた海洋グレーゾーン戦略について、米海大でまとめられたもの。 東シナ海や南シナ海で起きていることとその意味、中国の目的と、グレーゾーン戦略の問題と対策について。 本書を読めば、中国の海洋グレーゾーン戦略や、今日の尖閣諸島を取り巻く課題なども概ね見えて...
中国の、海上民兵や海警などを用いた海洋グレーゾーン戦略について、米海大でまとめられたもの。 東シナ海や南シナ海で起きていることとその意味、中国の目的と、グレーゾーン戦略の問題と対策について。 本書を読めば、中国の海洋グレーゾーン戦略や、今日の尖閣諸島を取り巻く課題なども概ね見えてくるだろう。
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日本語タイトルだけ読むと、中国による、軍事、政治、経済といった全体的な海洋強国化の取り組みの話のようにも読めてしまうが、内容的には副題の「グレーゾーン作戦と展開」のとおりである。 海警や海上民兵のあらまし、それらを使った中国による海洋権益確保のやり方、ベトナム、フィリピン及び日...
日本語タイトルだけ読むと、中国による、軍事、政治、経済といった全体的な海洋強国化の取り組みの話のようにも読めてしまうが、内容的には副題の「グレーゾーン作戦と展開」のとおりである。 海警や海上民兵のあらまし、それらを使った中国による海洋権益確保のやり方、ベトナム、フィリピン及び日本での対応の事例、米軍の関わりのあり方等、中国の「グレーゾーン作戦」に対応していく上で理解しておくべき幅広い事柄が、日米の軍人・元軍人、シンクタンクの専門家等により語られている。 海上民兵についてはほぼ全く知らないので、位置づけ、役割、指揮系統等基本的なことが理解できた。 その使い方及びそれを使った「戦い方」を含めて、中国という国は西側諸国の常識が通用しない国だなと感じた。 ただ、それをダメと断じても意味がなく、否が応でも中国という厄介な隣国と向かい合って安全保障を確保していかなければならないわが国として、このような本を通じて、相手の行動、考え、意図等を理解していく試みを今後も続けていかないといけないと感じた。
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