商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
| 発売年月日 | 2020/03/19 |
| JAN | 9784750516363 |
- 書籍
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保健室のアン・ウニョン先生
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保健室のアン・ウニョン先生
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商品レビュー
4.1
58件のお客様レビュー
何かと奇妙な出来事が起こる私立M高校の養護教諭のアン・ウニョンには不思議な力がある。その力を使って邪悪なものと戦い、生徒たちを助ける彼女の活躍を描いた連作ホラーファンタジーです。 設定だけだとありがち、と思いますが。ウニョンの使う武器が何とBB弾の銃と、レインボーカラーのおもちゃ...
何かと奇妙な出来事が起こる私立M高校の養護教諭のアン・ウニョンには不思議な力がある。その力を使って邪悪なものと戦い、生徒たちを助ける彼女の活躍を描いた連作ホラーファンタジーです。 設定だけだとありがち、と思いますが。ウニョンの使う武器が何とBB弾の銃と、レインボーカラーのおもちゃの剣だというのが傑作です。とんでもなくポップで、どうしようもなく可愛い! 彼女が対峙する怪異もまた、真剣に考えれば恐ろしいはずなのだけれど、どこかしらポップな雰囲気があって、あまり恐怖も感じられません。彼女の相棒となるホン・インピョとの微妙な関係もあって、とことんほっこりムードのまま読み進められます。 お気に入りは「ムシ捕り転校生」。奇妙な転校生のヘミンは完全に異形で、その存在意義が悲惨だったり、ムシもなかなかにおぞましいのだけれど、そんなことを一切感じさせずにどこまでもキュート。そして彼女の望みとそれを叶える方法もまた素敵にぶっ飛んでいます。想像力の斜め上でした。
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面白かった!SFなんだかホラーなんだか学園ものなんだかジャンルわかんないけど、何故か面白い。私はちっとも見えないけど、見えないものが見えちゃう人が、それをどうかしなきゃいけない掟があるのかどうか。結局「気になっちゃうから自分がなんとかする」になっちゃうのか。なんかやらせてすみませ...
面白かった!SFなんだかホラーなんだか学園ものなんだかジャンルわかんないけど、何故か面白い。私はちっとも見えないけど、見えないものが見えちゃう人が、それをどうかしなきゃいけない掟があるのかどうか。結局「気になっちゃうから自分がなんとかする」になっちゃうのか。なんかやらせてすみません。「街灯の下のキム・ガンソン」と「ムシ捕り転校生」が好き。キャラを間違えてるって指摘、いいなあ。それならそうかって納得できそう。一生懸命頑張ったヘミンもそうだけど、ウニョンもどうか幸せになって。何となく、吉高由里子でウニョン先生想像してた。
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韓国では2015年に出版された、韓国のオカルティック・ラブ?ストーリー。 たしか『出会い系サイトで70人と実際に会って その人に合いそうな本を進めまくった1年間のこと』 っていうWOWOWのドラマ内で面白そうに紹介されていたのをメモっておいたのだ。 保健室のアン・ウニョン先生...
韓国では2015年に出版された、韓国のオカルティック・ラブ?ストーリー。 たしか『出会い系サイトで70人と実際に会って その人に合いそうな本を進めまくった1年間のこと』 っていうWOWOWのドラマ内で面白そうに紹介されていたのをメモっておいたのだ。 保健室のアン・ウニョン先生が、漢文教師のインピョとタッグを組んで、学校に棲む邪悪な存在を除霊する話。 と書くと、夢枕獏の『陰陽師』シリーズやCLAMPの『カードキャプターさくら』みたいじゃん!と思うかもしれませんが、この小説の魅力はいわゆる〈バディもの〉の枠のみに回収しきれない要素がたくさんある。 たとえばBB弾の銃。しょっちゅうエネルギー切れをおこすアイテムによってインピョの存在意義が際立つし、弾数制限があるって設定(1日22発!)は、なんか『幽遊白書』みたい。制限時間15分のおもちゃの剣も含めて、子ども時代の真剣にごっこ遊びしてた頃を思い出すのだ。つまり、ノスタルジックな感慨に耽るのだ。 作者のチョンセランは1984年生まれ。 編集者から小説家になった経歴を持つ。 80年代生まれの人間が子ども時代を過ごした90年代は、モノに溢れて、みんな情報=記号ばかりを消費していた。ボードリヤール先生もシュミラークルとか仰ってましたね。 そんな時代の忘れ去られた、マンモス団地の公園とか、一世を風靡したアーティストなどを描きながら、「ハン(恨)」のエンタメに昇華させている筆致はさすが。 訳者・斎藤真理子の原文の妙味を削がないヘンテコな雰囲気を残した翻訳も面白かった!
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