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2050年世界人口大減少
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2050年世界人口大減少

ダリル・ブリッカー(著者), ジョン・イビットソン(著者), 倉田幸信(訳者)

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2050年世界人口大減少

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2020/02/24
JAN 9784163911380

2050年世界人口大減少

¥1,980

商品レビュー

4.3

17件のお客様レビュー

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2024/08/14

【文章】 とても読みやすい 【ハマり】  ★★★★★ 【気付き】  ★★★★・ 2050年から人口は減少する。 飢饉、自然災害、戦争、感染症などの外圧によってではなく、自分たち自身の選択による人口減少は、人類史上初めての経験。 先進国だけでなく、発展途上国でも出生率は低下傾向に...

【文章】 とても読みやすい 【ハマり】  ★★★★★ 【気付き】  ★★★★・ 2050年から人口は減少する。 飢饉、自然災害、戦争、感染症などの外圧によってではなく、自分たち自身の選択による人口減少は、人類史上初めての経験。 先進国だけでなく、発展途上国でも出生率は低下傾向にある。 出生率低下の原因は、都市化と女性の教育水準の上昇。 経済合理性の観点で考えた場合、子供を産むことは、農業社会では「投資(働き手が増える)」であるが、都市社会では、「負債」になる。 女性に対する教育水準が上がるほど、子供の数が減る。 田舎暮らしは環境負荷が高い。 人々が暮らす場所は集約した方がエネルギー効率が良い。 人口が減れば、地球温暖化に歯止めがかかる。 日本が今の経済を維持・発展させていくには、移民の受け入れが必須。しかし、やみくもに移民を受け入れてしまうと、治安の悪化つながってしまうため、基準を設ける必要がある。 ただ、移民を出す側の国の人口も減少傾向のため、長期的には移民に頼ることはできない。 これまでのデータをみる限りでは、女性の教育水準と出生率には、負の相関関係があるおうだが、今後、さらに教育水準が上がった場合でも、その相関関係が維持されるのかどうかは、気になるところ。

Posted by ブクログ

2023/02/12

世界で出生率の低下が起きていて、2050〜2060年頃から世界人口は減り始める。 要因は女性への教育普及により子供を産む選択の権利が向上したこと。また、都市化が進み、子供を持つことがコストになることで、多く産みたいと思う女性が減ったこと。 この現象は止められることが無いという。 ...

世界で出生率の低下が起きていて、2050〜2060年頃から世界人口は減り始める。 要因は女性への教育普及により子供を産む選択の権利が向上したこと。また、都市化が進み、子供を持つことがコストになることで、多く産みたいと思う女性が減ったこと。 この現象は止められることが無いという。 本書では人口減少の解決策が移民を受け入れること以外に提示されていなかった為、残念だった。 出生率をあげるには、都市化ではなく地方に移住させ、子供を育てるコストを下げるのがいいのか?

Posted by ブクログ

2022/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本やその他先進国、それに中国、アジア。人口減少はこれらの国々で起きていること。でもなぜか将来的には人口増加をなんとかしなくちゃならない。なんだか矛盾した考えを持っていた。 しかし実はアフリカでもそうなるだろうということが実データや各国での聞き取り調査でリアルに実感できた。 キーワードは女性だったのだ。女性が教育を受け、自分で自分の運命を決められる権利を持つ社会では同じことが起きる。これは腑に落ちた。 とすると、フランスなどは人口減に踏みとどまっているように私には見えていたが(大多数の人はそう思っているだろう)、それもあくまで延命措置に過ぎないように思える。 移民を増やすぐらいしか策がない。しかしそれも移民がその国に馴染んでくると、女性が権利を持ち、教育を受けていくと早晩その国の女性と同じように子供を産むことを避けるようになるのだから移民政策も焼石に水、ただの延命措置でしかない。 それにそもそもどの国も人口減少し始めると他の国に移民する必要がなくなる。かくして移民政策も取ることができなくなる。 女性を虐げ教育を受けさせず権利も与えない社会が世界から消え去った時、全世界で同じ状態になってしまうのだろう。 とすると、先日中国で人口子宮システムを開発したとニュースで出ていたが、人類としてはいよいよ真面目に取り組むべき事柄だと実感する。もう人類は人口子宮で種を残すしか道はなさそうだ。SFではありふれた世界だが、その世界でなければならない必然性、理由ができてしまった。ロボットに人間を管理される世の中というテーマではなく人類が種を長らえさせるために必要な技術だったのだ。

Posted by ブクログ

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