商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2020/02/20 |
JAN | 9784000613903 |
- 書籍
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アパレル興亡
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アパレル興亡
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商品レビュー
4
28件のお客様レビュー
東京スタイルがモデルの勃興から転落までをデパートや小売りの業界も交えて戦後から現代に至るまでのアパレル業界を俯瞰できる。 後半村上ファンドのプロキシーファイトのエピソードもあり、個人商店から上場企業への会社の変質も時代を感じさせる。
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「獅子の如く」と同じような、強欲系主人公がアパレル業界で大暴れする小説。 個人的に、この主人公像が大好きなので、その時点で楽しい。 反面、アパレル(しかも婦人服)ならではのモチベーションや仕事ぶりは特に感じられなかったような。 時流とともに興亡したし、そうするしかなかった。
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日本のあるアパレル企業の栄枯盛衰を描いた長編経済小説。経済小説らしく?登場人物の人柄は一長一短で完璧な人物はいないが、逆に言うと完全な悪人もいない。主人公の田谷社長は我が強く負けず嫌いな性格が目立つが、アパレル経営の腕は確かで業界からは一目置かれており、登場人物誰をとっても人間臭...
日本のあるアパレル企業の栄枯盛衰を描いた長編経済小説。経済小説らしく?登場人物の人柄は一長一短で完璧な人物はいないが、逆に言うと完全な悪人もいない。主人公の田谷社長は我が強く負けず嫌いな性格が目立つが、アパレル経営の腕は確かで業界からは一目置かれており、登場人物誰をとっても人間臭さがあった。 ユニクロを例に出して、時代の変化とともに経営手法を柔軟に見直す必要性が説かれているようで、古川毛織工業のように堅実に自社の強みを生かすスタイルを維持する企業もおり、変化の激しいアパレル業界の経営の難しさを感じる。
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