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意識のリボン 集英社文庫
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意識のリボン 集英社文庫

綿矢りさ(著者)

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意識のリボン 集英社文庫

616

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2020/02/20
JAN 9784087440775

意識のリボン

¥616

商品レビュー

3.3

43件のお客様レビュー

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2026/01/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

綿矢さんの作品は数冊読んできましたが、登場人物を通して本質を暴かれたような感覚になるのが特徴だなと改めて感じました(私主観) 特に「履歴の無い女」これは痛いところを突かれたな、と思ってしまいました。 ある会話の流れで「心のどこかで”分かるな”と思っていた」という心理描写が、まさにそれ。 辛い思いをしている人に対してもちろん寄り添いたい、力になりたいという気持ちがゼロじゃないけど、自分じゃなくてよかったという気持ちもゼロかというと否定できない。自分が進んで辛い思いをしたいかといえばしたくないし、「できるなら代わってあげたい」なんて代われるわけがないというのが大前提なんですよね。 上記は一例としてで、作品中にはあえて声に出して言うべきではないけれど心の中でほんの1mmくらいは無意識に潜在しているような心理が、心の声として、もしくは、セリフとして書かれている部分が多々あります。 少し重たいレビューになりましたが、綿矢さんが作り出すこざっぱりとした登場人物の女性たち、私は好きです!

Posted by ブクログ

2025/12/25

8つの短編小説からなる本だが、最後の意識のリボンの話が好きだった。履歴書に真っ先に書いてきた、人生で1番大事だと思っていた大きな成果よりも、人との関わりや人を助け、助けられたことの方が死に際では鮮明に思い出された部分が特に印象に残ってる。 しかし、文体や話の進み方が自分に合わなか...

8つの短編小説からなる本だが、最後の意識のリボンの話が好きだった。履歴書に真っ先に書いてきた、人生で1番大事だと思っていた大きな成果よりも、人との関わりや人を助け、助けられたことの方が死に際では鮮明に思い出された部分が特に印象に残ってる。 しかし、文体や話の進み方が自分に合わなかったのか、本自体はそんなに長くなくページ数も少ないのに読み終わるのにちょっと苦戦した。本を通して筆者が何を伝えたかったのか曖昧だった。

Posted by ブクログ

2025/10/08

僕たちは、普段感情を表す際、簡潔で単純な言葉でまのめてしまう。本来は、複雑なレイヤーがあるものをしまったものを引き出しから出すように。 本作は、感情を行ったり来たり迷ったりで親密な口調僕らに話しかける。大きな解決もないが少し背筋が伸びただけで良いのでは?そこが新鮮で面白い。現...

僕たちは、普段感情を表す際、簡潔で単純な言葉でまのめてしまう。本来は、複雑なレイヤーがあるものをしまったものを引き出しから出すように。 本作は、感情を行ったり来たり迷ったりで親密な口調僕らに話しかける。大きな解決もないが少し背筋が伸びただけで良いのでは?そこが新鮮で面白い。現在の僕たちの心のひだに、何かしら言葉を届けてくれる。それが小説なのかもしれない。

Posted by ブクログ