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水に眠る 文春文庫
803円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2020/02/05 |
| JAN | 9784167914394 |
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水に眠る
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水に眠る
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
ミステリ短編集だと思って購入したんですが、いささか違うようですね。幻想作品集と言ったほうが似合うのかもしれない。 「恋愛小説」は近作の『ターン』を想起させられました。電話を通しての交流って不思議なものですね。心理描写が秀逸であります。聞こえるのがピアノの音っていうのがいかにも北村...
ミステリ短編集だと思って購入したんですが、いささか違うようですね。幻想作品集と言ったほうが似合うのかもしれない。 「恋愛小説」は近作の『ターン』を想起させられました。電話を通しての交流って不思議なものですね。心理描写が秀逸であります。聞こえるのがピアノの音っていうのがいかにも北村薫らしいような気がします。 表題作「水に眠る」はまことに不可思議な作品。でもこの調子でやられると、この世には不可思議なことなんてないんじゃないかとも思ってしまいますね。思わず自分でも試してみようかと思ってしまいました。 いちばん気に入ったのは「植物採集」。これはすべてのシーンが浮かんでくるかのようです。ちょっと気になる男性のネクタイを通してのエピソードなんですが、なるほどこういう結末になるのか。せつない作品ですね。 「矢が三つ」というのも面白い。出生率が変化したため二夫一妻になった世界で、妻が二番目の夫を迎えるという話。うまいなあ。この夫婦の中学生になる娘の視点で描くとうのもよい。村田基の『フェミニズムの帝国』みたいに悲壮なことにならず、あくまでこれが日常なのが秀逸。 それから「ものがたり」。これ何なんだろう。受験のために家に泊まっている奥さんの妹が語る物語。どこに話が転じていくのだろうと不思議に思っていると、あの結末。思わず凝然としてしまい、二度三度読み返してしまった。わからない、わからないぞ。とりようによってはどうとでもとれる結末なんだけど、考え込んでしまいました。
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久しぶりに読む北村薫さんで、短編集は初読。 不思議な話ばかりで、情景を理解するのに時間がかかる。短い通勤時間に細切れに読むのでなおさら。
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母親の本棚にあって、擦り切れるほど読んだ本。 新装版になったこともあり、このたび購入して再読。 色や手触りの描写が鮮やかで、登場人物の切ない一瞬が、自分のことのように感じられる。 文章のリズムも素晴らしい。 一生読み返したい作品の一つ。
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