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丸の内魔法少女ミラクリーナ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2020/02/29 |
JAN | 9784041084236 |
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丸の内魔法少女ミラクリーナ
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商品レビュー
4
201件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
村田沙耶香さんのあり得ないはずなのに、実はどこかであり得そうな話が、読んでてざわざわして面白い‥ 冒頭のミラクリーナとマジカルレイミー、外から見たら絶対関わってはいけない人たちだけど、心の中でこのマインドを持っておくことは大事?
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著者の名前は知っていたけれど、今まで食指が動かず今回初読み。 丸の内魔法少女ミラクリーナ、秘密の花園、無性教室、変容の4作品からなる短編集。 どの話もどこか奇妙で違和感を感じつつ、自分の中の正しさの基準が少し揺さぶられる気がした。 魔法少女に変身して日々の嫌な事を和らげることがで...
著者の名前は知っていたけれど、今まで食指が動かず今回初読み。 丸の内魔法少女ミラクリーナ、秘密の花園、無性教室、変容の4作品からなる短編集。 どの話もどこか奇妙で違和感を感じつつ、自分の中の正しさの基準が少し揺さぶられる気がした。 魔法少女に変身して日々の嫌な事を和らげることができるならアリだと思い、初恋の幻想を打ち砕く手段に衝撃を受け、男女格差だなんだと声高に言われていることを思うと無性ってある意味究極かも…と思い、「怒り」という感情がなくなっていっている世界に喜怒哀楽がなくなるなんてもはや人間じゃない気がすると思ったり… 「無性教室」と「変容」が特に印象的だった。 SFとは少し違うけれど、なんだか不思議で奇妙な物語に酔った気分。
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表題作「丸の内魔法少女ミラクリーナ」は、36歳になっても変身コンパクトと相棒のぬいぐるみを持ち歩き、気合を入れるときに魔法少女に変身する(という体の)リナが主人公。 最初は痛い人だと思ったけれど、意外と現実的で、「これはお遊び」だと、周りの迷惑にならないように線を引いて楽しんでい...
表題作「丸の内魔法少女ミラクリーナ」は、36歳になっても変身コンパクトと相棒のぬいぐるみを持ち歩き、気合を入れるときに魔法少女に変身する(という体の)リナが主人公。 最初は痛い人だと思ったけれど、意外と現実的で、「これはお遊び」だと、周りの迷惑にならないように線を引いて楽しんでいる。 でもひょんなことから、友人の彼氏と、魔法少女として東京駅をパトロールすることになってしまう。 この彼氏が本気で魔法少女になりきって行動するので、ドン引きするリナと友人の様子がおかしかった。 「秘密の花園」は初恋の人を監禁する話。性描写が、相手への嫌悪に満ちていて気持ち悪かった。 「無性教室」は、性がなくなっていく世界が舞台。 「変容」は、怒りの感情をなくしてしまった人たちがいる世界の話。 どれも少しだけ奇妙で、「普通」の感覚からはズレていて、おかしい。 でも、本当にそうなの?「普通」って何なの? という問いかけが含まれているような気がするのは、深読みし過ぎだろうか。 「変容」にでてくる「なもむ」「まみまぬんでら」という新しい感情が意味不明で面白かったんだけど、現実で「エモい」が新語として出てきたように、これも全くあり得ないことではないんだよなぁと思えてくる。
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