商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2020/01/21 |
JAN | 9784334913298 |
- 書籍
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正体
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商品レビュー
4.4
68件のお客様レビュー
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涙がでたのは悲しくてか悔しくてか何だろう。 始めは鏑木君の逃走にどうして警察はあと一歩で捕まえる事ができないのかな?と思っていましたが、次第に捕まりそうで捕まらないドキドキと鏑木君の優しい人柄にどうして犯罪を犯してしまったのか、不思議に思っていました。 私も情報に信じ込まされた1人でした。 鏑木君が亡くなってしまった事に、何とも言えない苦い思いが込み上げ涙が出てしまいました。 信じる人たちに寄って良い結果を勝ち取る事ができたけど、生きていて欲しかったです。 これは本の中のお話しだけど、現実社会でも真実は隠されているのだとしたら、怖いなと思いました。
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セクシー田中問題もあり、 感想を書こうかなと思った 正体に興味を持ったのは亀梨くんが 主演でドラマをやっていると知ったから 先に小説を読み、 その後でドラマを観ました がっつりカットしている部分もあったり 結末は大改編 ただ、小説では泣かなかったんだけど ドラマは泣いたん...
セクシー田中問題もあり、 感想を書こうかなと思った 正体に興味を持ったのは亀梨くんが 主演でドラマをやっていると知ったから 先に小説を読み、 その後でドラマを観ました がっつりカットしている部分もあったり 結末は大改編 ただ、小説では泣かなかったんだけど ドラマは泣いたんだよな~ カットの仕方も悪くなく 小説の良さも損なっていないなと思った ただ、 彼女とドラマを一緒に観ているエピソードは 残して欲しかった このエピソード好きだったのよ 尺の問題もあるし ドラマには小説とは違う見せ方が あるのだろう 漫画「推しの子」でも 原作者と脚本家の確執があって セクシー田中問題が起こった時は リアルな現実を描いていたのだと 背筋が寒くなる思いだった ただ、 漫画はハッピーエンドなのが大きな違い 現実と逆だったら良かったのに 世は無情だ 正体の最後の改編については 小説のあとがきで 読者からの要望もあり、違う方法もあったかも と作者も少し逡巡している感じもあったので 納得の上での結果なのだろう 原作者と脚本家はどっちが上とかなく、 互いにリスペクトするのが大事だと思う 若干、脱線してしまったが 面白いので是非、小説、ドラマと合わせて 鑑賞して欲しい
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- ネタバレ
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染井さん2冊目。少年死刑囚が脱獄した488日間。最初から物語に引き込まれ、真実を知りたくて一気に読んでしまいました。 名前を変え、容姿を変え人とあまり関わらないように仕事をしていた鏑木慶一。どこの職場でも彼が聡明で優しい人間であることから脱獄犯と気付いても警察に通報出来ない人たちの心理はわからないでもない。 いくつもの度重なる不運。最後は涙と「遅すぎるよ…」という言葉しか出てこなかった。 冤罪の怖さをこれでもかと突きつけられた気持ちです。折しも昨日袴田さん事件の再審で検察は改めて死刑を求刑。判決が気になりますが、「疑わしきは罰せず」の言葉がずっと心に残っています。 先日『芸能会』を読んで初めて染井為人さんを知りましたが、こんな素晴らしい小説をお書きになる作家さんだったんですね。注目する作家さんが増えて嬉しい限りです。
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