商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2020/01/20 |
JAN | 9784103002604 |
- 書籍
- 書籍
清明
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
清明
¥1,760
在庫なし
商品レビュー
4.1
107件のお客様レビュー
本音と建前、って、つまり嘘つきよね。 その場は良くても後で響きそう。 かと言って本音だけで生きていくのは難しくて、それをさらりとやってしまう竜崎部長(署長って言いたい)の魅力が際立ちます。 捜査員は食事や風呂も満足に入れないだろう、幹部でよかった、なんて、竜崎さんじゃなければ、...
本音と建前、って、つまり嘘つきよね。 その場は良くても後で響きそう。 かと言って本音だけで生きていくのは難しくて、それをさらりとやってしまう竜崎部長(署長って言いたい)の魅力が際立ちます。 捜査員は食事や風呂も満足に入れないだろう、幹部でよかった、なんて、竜崎さんじゃなければ、何だ偉そうな、と思ったかもしれないけど、常日頃から部下の健康状態や休養を大事にしてる描写が入るから、納得してしまう。
Posted by
横浜中華街という華僑を抱える神奈川県ならではの事件が起きる。警視庁との合同捜査が組まれ伊丹とのやり取りが楽しい。竜崎刑事部長の放った「公務員が国民に隠し事をして、いいことなど一つもない」の一言に痺れた。さすがは竜崎刑事部長といったところ。 日本政府も中国など諸外国との外交において...
横浜中華街という華僑を抱える神奈川県ならではの事件が起きる。警視庁との合同捜査が組まれ伊丹とのやり取りが楽しい。竜崎刑事部長の放った「公務員が国民に隠し事をして、いいことなど一つもない」の一言に痺れた。さすがは竜崎刑事部長といったところ。 日本政府も中国など諸外国との外交においてはぜひ竜崎部長を見習って毅然としてほしいものです。
Posted by
読んだのは前作に続いて2冊目。前作で感じた主人公の竜崎の面白さが続いている。 大森署長から神奈川県の刑事部長に就任。最初の就任から他の人と違って突然に現れ、アポも取らずに上司の本部長に会う。周囲からは呆れられてしまうが、ここが他の人と違うところ。常に合理性を求めてしまう。 殺人事...
読んだのは前作に続いて2冊目。前作で感じた主人公の竜崎の面白さが続いている。 大森署長から神奈川県の刑事部長に就任。最初の就任から他の人と違って突然に現れ、アポも取らずに上司の本部長に会う。周囲からは呆れられてしまうが、ここが他の人と違うところ。常に合理性を求めてしまう。 殺人事件が起きて警視庁と合同本部を設けるが、自分が不必要と思うことも、部下からの進言で簡単に意見を変えてしまう。 今回は妻の交通事故にも対応するが、相手は警察の大先輩。揉めた大先輩と大胆な方法で和解。 事件は中国の政治問題も絡むが、淡々と必要な手を打って行く。不可能と思われた逮捕も周囲や犯人の意識を変えてしまう。本人が思う以上に竜崎ファンを作って行くのが爽快に感じる。次の作品も楽しみ。
Posted by