商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | フィルムアート社 |
| 発売年月日 | 2019/12/25 |
| JAN | 9784845918300 |
- 書籍
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男らしさの終焉
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男らしさの終焉
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商品レビュー
3.8
36件のお客様レビュー
武田砂鉄さんの「マチズモを削り取れ」で触れられていたので読んでみた 著者は異性装者であり、アーティストの男性であるグレイソン・ペリー。暴力的な継父など周囲の男性たちやジェンダーの縛りのせいで苦しんだ経験をもつ彼は、男性の最大の敵は、男性自身だと指摘している。 本書では主に男性性が...
武田砂鉄さんの「マチズモを削り取れ」で触れられていたので読んでみた 著者は異性装者であり、アーティストの男性であるグレイソン・ペリー。暴力的な継父など周囲の男性たちやジェンダーの縛りのせいで苦しんだ経験をもつ彼は、男性の最大の敵は、男性自身だと指摘している。 本書では主に男性性が支配する4つの分野について言及している。権力(男性が世界を支配する様子)、パフォーマンス(男性の服装と振る舞い)、暴力(男性が犯罪や暴力に手を出す様子)、感情(男性の感情)。 それぞれの分野で男性がどう支配し、その結果どのように自縄自縛に陥っているのかを明快な文章で描かれている。 男性性の被害者は女性だけではない。男性自身もまたジェンダーを演じることに駆り立てられている犠牲者であると著者は主張している。 著者は、人種、階級、性別、セクシュアリティ、経済学、人類学、社会学、および心理学など、さまざまな分野を横断しながら、冷静かつユーモアを交えて分析をしておりは本書の最後に、男性向けの未来のマニフェストを提示していた。 男性は傷ついていい権利、弱くなる権利、間違える権利、直感で動く権利、わからないと言える権利、気まぐれでいい権利、柔軟でいる権利、そしてこれらを恥ずかしがらない権利がある。これらの権利を行使していって、社会で規範とされている男性像、男らしさの固定観念から自由になることを目指そうという応援が含まれた1冊
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静岡市女性会館図書コーナーの書誌詳細はこちら↓ https://lib-finder.net/aicel21/book_detail_auth?authcode=0qGf1fPDXoLM%2BId1%2FcCQbw%3D%3D
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データ的な裏付けがやや薄い部分もあるけれど、著者の主張にはうなずけるところが多かった。 「default man(デフォルト・マン)」という言葉で、社会の中で“当然の立場”として扱われてきた男性像を可視化する視点はとても鋭い。 一方で、その「default man」たちが意識...
データ的な裏付けがやや薄い部分もあるけれど、著者の主張にはうなずけるところが多かった。 「default man(デフォルト・マン)」という言葉で、社会の中で“当然の立場”として扱われてきた男性像を可視化する視点はとても鋭い。 一方で、その「default man」たちが意識を変えるためのインセンティブが、現状の社会構造にはあまり備わっていない点は大きな課題だと思った。結局、価値観を更新するための仕組みがまだ社会の側に整っていないのだ。 また、トランスヴェスタイトのアーティストである著者がこうした主張を行っても、当の「default man」たちには届きにくいという構造的な矛盾もある。恐らく「またポリコレのアホどもが何か面倒くさいこと言ってんな」程度にしか思われないだろう。 全体として、「バービー」や「アドレセンス」といった近年の映像作品にも通じるテーマを扱っていて、既存のジェンダー構造や無意識の特権を問い直す視点は刺激的。ただ、問題提起としては鋭いものの、現実をどう動かしていくかという点ではまだ模索段階にある印象だった。
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