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精神科医・安克昌さんが遺したもの 大震災、心の傷、家族との最後の日々
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精神科医・安克昌さんが遺したもの 大震災、心の傷、家族との最後の日々

河村直哉(著者)

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精神科医・安克昌さんが遺したもの 大震災、心の傷、家族との最後の日々

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 作品社
発売年月日 2019/12/25
JAN 9784861827860

精神科医・安克昌さんが遺したもの

¥2,200

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2025/12/25

阪神大震災などで救護活動で活躍、39歳でガンで逝った精神科医の人生論と死別し遺された家族の悲しみと苦闘を物語る。精神科医として人に、患者に「心の傷を癒やす」(傾聴)職務を携わっていた本人がガン患者となり、患者の思い、家族への思い、同僚への思い、仕事への思いなどを綴った本書である。...

阪神大震災などで救護活動で活躍、39歳でガンで逝った精神科医の人生論と死別し遺された家族の悲しみと苦闘を物語る。精神科医として人に、患者に「心の傷を癒やす」(傾聴)職務を携わっていた本人がガン患者となり、患者の思い、家族への思い、同僚への思い、仕事への思いなどを綴った本書である。「傾聴」とは精神的に心に傷を負った人々の立場にに立ち、その悩みを聴き、心の傷を癒やすことである。現代、災害、事件、事故、虐待、いじめ、戦争、テロ、差別化などから派生する精神的疾患を診る「心のケア」医師が必要とされている。惜しくも最期が妻の出産と重なり夫婦ともに助け合うことが出来ず新生児を見る事なく逝った事、妻とまだ赤ちゃん含め幼い3人の子供を残し逝ったことは本人にとってとても悔やまれる。幼い娘は「なんでパパ、死んじゃったの」の言葉は哀しみを誘う。 遺された言葉:「死が全ての終わりじゃない、死んでしまったら何も残らないという訳ではないと思った方が楽になれる」「安易に慰めたり、気晴らしを強要したりするのではなく孤立を深めないように手の届くところに存在すること」「言葉で言うと、思いやりとか、気遣いとか、気配りとか、そういうものが心のケアに必要なので、いつも声をかけられる場所にいること」「治療は哀しみを消し去ることではなく、そのような哀しみを抱えてなお、その人が肯定的な人生を生きていけるように援助することである」「亡くなった人に僕たちができることは、泣くことくらいです」

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2025/02/01

「心の傷を癒やすということ」の著者、安克昌医師が家族に遺したもの、そして家族は安さんの死をどう受け止めてきたのか、グリーフの重みを感じる本だった。 また、安さんがアイデンティティに悩まされ、父親の確執にも反発してきた背景と安さん自身の人柄が、精神科領域で患者の心に共感できる強み...

「心の傷を癒やすということ」の著者、安克昌医師が家族に遺したもの、そして家族は安さんの死をどう受け止めてきたのか、グリーフの重みを感じる本だった。 また、安さんがアイデンティティに悩まされ、父親の確執にも反発してきた背景と安さん自身の人柄が、精神科領域で患者の心に共感できる強みになっていったであろうことが客観的に示されていて理解しやすかった。 今回、2020年にNHKで放送されたドラマ「心の傷を癒やすということ」4編をNHKオンデマンドで観てから読んだこともあり、奥様が長年抱いていた喪失感が伝わりすぎて泣きながら読んだ。 人の心の痛み、そんな心の痛みがあるということ、痛みを抱えながら生きているということを知っている人間になりたいと思った。

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2020/03/19

阪神・淡路大震災から25年目の今年1月、NHKで放送されたドラマ「心の傷を癒すということ」は、とても心に残る良作だった。 この作品は、ドラマの主人公のモデルで、自らも被災しながら被災者の心の傷に寄り添い、わずか39歳の若さで亡くなった精神科医・安克昌さんの生き方と遺された家族のそ...

阪神・淡路大震災から25年目の今年1月、NHKで放送されたドラマ「心の傷を癒すということ」は、とても心に残る良作だった。 この作品は、ドラマの主人公のモデルで、自らも被災しながら被災者の心の傷に寄り添い、わずか39歳の若さで亡くなった精神科医・安克昌さんの生き方と遺された家族のその後の日々を、彼と共に震災後を体験したジャーナリストが書いたノンフィクション。 ドラマの主人公・柄本佑があまりにも好演だったからか、作中の場面の一つ一つが映像を結び、ドラマの時のように涙を抑えられない。読めば読むほど、安医師の医師としての素晴らしさ、人間としての優しさ、大きさに胸を打たれる。 「傷ついて動揺したり泣いたりすることは、社会の生産機能という点から見るとじゃまになるんですけれど、もう生産第一じゃなくてもいいんじゃないでしょうか。傷を負った人が一人でがまんして、涙を圧し殺さなくてもいいと思うのです」 そんな社会を実現するために、自らの身を賭して闘った安医師には尊敬の念しかない。本当に、惜しい人物を亡くしたなぁ・・・ 引き続き彼の著書、「心の傷を癒すということ」も読みます。

Posted by ブクログ

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