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精神科医・安克昌さんが遺したもの 大震災、心の傷、家族との最後の日々
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 作品社 |
発売年月日 | 2019/12/25 |
JAN | 9784861827860 |
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精神科医・安克昌さんが遺したもの
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阪神・淡路大震災から25年目の今年1月、NHKで放送されたドラマ「心の傷を癒すということ」は、とても心に残る良作だった。 この作品は、ドラマの主人公のモデルで、自らも被災しながら被災者の心の傷に寄り添い、わずか39歳の若さで亡くなった精神科医・安克昌さんの生き方と遺された家族のそ...
阪神・淡路大震災から25年目の今年1月、NHKで放送されたドラマ「心の傷を癒すということ」は、とても心に残る良作だった。 この作品は、ドラマの主人公のモデルで、自らも被災しながら被災者の心の傷に寄り添い、わずか39歳の若さで亡くなった精神科医・安克昌さんの生き方と遺された家族のその後の日々を、彼と共に震災後を体験したジャーナリストが書いたノンフィクション。 ドラマの主人公・柄本佑があまりにも好演だったからか、作中の場面の一つ一つが映像を結び、ドラマの時のように涙を抑えられない。読めば読むほど、安医師の医師としての素晴らしさ、人間としての優しさ、大きさに胸を打たれる。 「傷ついて動揺したり泣いたりすることは、社会の生産機能という点から見るとじゃまになるんですけれど、もう生産第一じゃなくてもいいんじゃないでしょうか。傷を負った人が一人でがまんして、涙を圧し殺さなくてもいいと思うのです」 そんな社会を実現するために、自らの身を賭して闘った安医師には尊敬の念しかない。本当に、惜しい人物を亡くしたなぁ・・・ 引き続き彼の著書、「心の傷を癒すということ」も読みます。
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