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因果性 現代哲学のキーコンセプト
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因果性 現代哲学のキーコンセプト

ダグラス・クタッチ(著者), 相松慎也(訳者), 一ノ瀬正樹

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因果性 現代哲学のキーコンセプト

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2019/12/19
JAN 9784000613804

商品レビュー

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2026/01/20
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1. 序章 > あくまでも目標は、現代の概念世界の地理を把握してもらうことだ。 つまり、本書は因果の概念に関する哲学的、狭く言えば言語哲学的な問いを問うのであって、解体的、歴史的な側面、工学的、便益上の問題は問わない。 因果性といっても、その単語を発した我々は、どのようなものを因果と分類し、さらにその因果に含まれるものはどのよう人部類される概念を包含するのか?を問う。 例えば、 1. 単称因果 vs 一般因果 2. 線形因果 vs 非線形因果 3. 産出的因果 vs 差異形成的因果 4. 影響ベース因果 vs 類型ベース因果 # 何が因果に含まれるのか?を問うために、含まれないのか?を問う ## 背景因、遠因、可能化因 - 前景因・背景因:ラクダに藁ら次々とのせていったところ、ある一本を乗せたところでラクダの背骨が折れた。こういった現象が起こった時に、われわれはそれまでの藁を背後に押しやり、最後の藁が原因で骨が折れたと我々は考えがちである。 - 近因と遠因: 「カエサルの死は、暗殺による」と言っても「カエサルの死は、生まれたことに因る」とは考えない。つまり、時間という概念を持つ以上、現象には連鎖的で一方方向の関係があると感じながらも、因果に関しては、そのある現象の近くの現象を原因と考える傾向があり、遠くにある現象をその原因と考えない。 近因と遠因の別のとらえ方もある。次のように、若干、時間的には遠くても、トリガーとなった原因を表立った原因ととらえる傾向がある。 - 起動因と可能化因:「その大火事の原因は、彼がランプを倒したこと」とは考えるが、「その大火事の原因は、木造住宅が密集していたから」とは言わない。なぜだろうか?少なくとも大火事になってしまったのは、木造住宅が密集していなければそうならなかった、可能性を与えたことになる。しかしながら、最後のトリガーを引いた起動因を原因と考える傾向がある。様々な可能化因、それをそこまで連鎖的に起こした原因の集合のうち、それらを平等に扱わない。 哲学者は、これらを平等主義的にとらえ、われわれの潜在的な解釈の背景を分析的に解体しようと試みる。そして、彼らは、複数ある原因の中から、何かを優位的に、前景的にとらえる我々の解釈の背景にある働きを明らかにする。 他にも、哲学者は、一見して因果的な関係の中に、言語的なあいまいさにも、解釈的な差異を鋭利に区別・分類する。例えば以下のようなものはある。 ## トートロジー的な関係 日常会話上は因果的に使われる、単語を見れば一見すると、因果的な関係の中にも、分析的には因果の中に含めないものとして、構文的、意味論的なトートロジーなものもあり、それは哲学者は原因と結果に含めない。 例「カエサルは暗殺されたことによって、彼は死んだ。」 意味論的に、暗殺の中に、死に至らしめるという意味を含むのであり、暗殺されたのであれば、彼は死んだごとを含意する。よって、後の句は、何も語らない句であり、いわばトートロジーであるといえる。構文的に正しくナンセンスではないが、意味論的には、なにも加えるものがない。 このような文の中の関係は、因果に含めない。

Posted by ブクログ

2022/04/01
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※このレビューにはネタバレを含みます

・万有引力の法則は因果関係ではないが、神の御業を説明しているのか。 ・因果関係は予言と関係がある。あるいは蓋然性とも。原因と結果の責任問題とか。

Posted by ブクログ

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