1,800円以上の注文で送料無料

「言葉」が暴走する時代の処世術 集英社新書
  • 新品
  • 書籍
  • 新書

「言葉」が暴走する時代の処世術 集英社新書

太田光(著者), 山極寿一(著者)

追加する に追加する

「言葉」が暴走する時代の処世術 集英社新書

858

獲得ポイント7P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2019/12/17
JAN 9784087211016

「言葉」が暴走する時代の処世術

¥858

商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・対面のコミュニケーションには言葉だけでなくノンバーバルな部分で補っているものがたくさんある。今はSNSに代表されるようなテキストメッセージの誕生によってノンバーバルを削ぎ落とした単なる言葉がコミュニケーションに使われている。 ・単なる言葉は文脈や意図すらも割愛してしまうことがあるから言葉が暴走してしまう。 ・生の会話をもっと大切にしようというのがこの本の趣旨であった。 以下覚書 ・目の前で起こっている状況よりもスマホの画面越しに見た世界にリアリティを感じてしまう。要するに当事者性が失われている。 ・言葉は使われた前後関係やどの作品に使われたのかで意味が変わってくるが、最近は意味を画一的に捉えようとする人が多い。 ・話し言葉が無味乾燥なテキストになることで本来伝えたかった思いや熱量が削ぎ落とされる。 ・アニミズム 動植物だけでなく無生物にもそれ自身の霊魂が宿っており、諸現象はその働きによるとする世界観。 問いを立てる能力が人間の特徴。 言葉は時空を越える。 ・言葉は自分が体験していないことを疑似体験することができるけど、結局体験しないと削ぎ落とされている思いや熱量はわからないから、興味を持ったら体験しに行け。 ・対話は白黒つけるのが目的ではなくわかりあうこと。 資本主義は世界を制覇した現代の宗教。 ・食べ物はもともと争いの原因だった。だから人と一緒にご飯を食べることは争い関係ではないという証明にうってつけである。 ・言葉にした時点で言葉の範囲内に感情が押し込められてしまう。 ・会話をする時には相手は自分と違うんだということを前提にしなきゃ始まらないが最近は相手と自分が同じだという前提でコミュニケーションを取ろうとする。 ・伝える技術を学ぶより理解したいと思われる人間になれ。 ・コミュニケーションは共感と関心。

Posted by ブクログ

2022/01/11

博識な二人だが、対談なのでとても読みやすい。 SNSが普及する今、コミュニケーションとは何なのか、幸せに生きるにはどう考えたらよいのか、といったことを考えさせてくれる。

Posted by ブクログ

2020/05/13

型にハマる方が綺麗なことも ➡︎着物きる、動き制限、綺麗な作法、食も食べすぎない。などなど 型は何百年と受け継がれている深みと重みがあるもの。逆の『思考』は1人で行うもので、太刀打ちできるわけがない。 戦うのは人間の性というが、違う。政治家は理屈のために言い続ける 共感 認...

型にハマる方が綺麗なことも ➡︎着物きる、動き制限、綺麗な作法、食も食べすぎない。などなど 型は何百年と受け継がれている深みと重みがあるもの。逆の『思考』は1人で行うもので、太刀打ちできるわけがない。 戦うのは人間の性というが、違う。政治家は理屈のために言い続ける 共感 認知症もその人独自でコミュニケーションを取ろうとしている

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品