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かっぱ先生ないしょ話 お江戸手習塾控帳 実業之日本社文庫
748円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2019/12/05 |
JAN | 9784408555539 |
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かっぱ先生ないしょ話
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かっぱ先生ないしょ話
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商品レビュー
3.6
9件のお客様レビュー
妖しを交えての、心温まる物語。 診療所、手習い所を掛け持ちする、 通称、「かっぱ塾」は、かっぱが出るという いわくつきの塾、そこで巻き起こる、 ファンタジーっぽい、ほっこり時代小説だ。 構えて読む必要などない。 ただただ、癒されて、それでいい。 祖母を失って天涯孤独となった...
妖しを交えての、心温まる物語。 診療所、手習い所を掛け持ちする、 通称、「かっぱ塾」は、かっぱが出るという いわくつきの塾、そこで巻き起こる、 ファンタジーっぽい、ほっこり時代小説だ。 構えて読む必要などない。 ただただ、癒されて、それでいい。 祖母を失って天涯孤独となった少女、文月。 明日から食べていかなくては…と、口入れ屋を 訪れれるのだが、そこで、出会った浪人、花房右近と ともに、かっぱ塾に雇われることになる。 かっぱ塾の主で美貌の医者、斎藤涼水は、貧しい患者、 親のない子などの面倒を見る、少々謎めいた人物。 子どもたちばかりでなく、文月や右近の頑なな心を 解きほぐしていく。 祖母をなくす前から、感情を押し殺して生きてきた 文月だが、手習い所の子どもたちや、猫のつきたち との暮らしで、こわばった表情がいつしか、ほぐれて いくのだ。
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口入屋で断られ路頭に迷う文月。ひょんなことから河童が出るという手習い所で働くことに。子供たちは「笑えない文月」を笑わせる遊びを楽しみ、そんな子供たちに囲まれて文月は笑顔を取り戻していきます。心温まる話で癒されました。ほっこり。
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かっぱが出ると噂の「かっぱ診療所」「かっぱ手習所」。それを営む涼水は近隣の人達から「かっぱ先生」と呼ばれている。その曰く付きの所に訳ありの浪人と天涯孤独の娘が使用人として雇われる。女中として働く事になった文月は笑う事が苦手な娘で、周りからは可愛げのない子だと厭われていた。だがかっ...
かっぱが出ると噂の「かっぱ診療所」「かっぱ手習所」。それを営む涼水は近隣の人達から「かっぱ先生」と呼ばれている。その曰く付きの所に訳ありの浪人と天涯孤独の娘が使用人として雇われる。女中として働く事になった文月は笑う事が苦手な娘で、周りからは可愛げのない子だと厭われていた。だがかっぱ先生と関わり、手習所の子供達と触れ合ううちに本来の優しくで聡明な姿を取り戻していく。 また、手習所の師匠となった浪人右近も息子との互いを思いやるあまりの拗れた関係が解れていく。 文月が主役な感じで、かっぱ先生の活躍が少ないのが物足りないかな。
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