商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 光村図書出版 |
| 発売年月日 | 2019/11/15 |
| JAN | 9784813802587 |
- 書籍
- 児童書
レディオワン
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レディオワン
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商品レビュー
4.1
20件のお客様レビュー
『レディオワン』 斉藤 倫 「みなさん、こんばんわん。今日はうららかな春の日でした。夜になると肌寒いですね。 月曜夜九時。〈レディオワン〉の時間です。ぼく、DJジョンが、お送りします。」 愉しいジョンの語りで始まります。そしてDJジョンは、実は犬なんですね。(笑) 当然なんです...
『レディオワン』 斉藤 倫 「みなさん、こんばんわん。今日はうららかな春の日でした。夜になると肌寒いですね。 月曜夜九時。〈レディオワン〉の時間です。ぼく、DJジョンが、お送りします。」 愉しいジョンの語りで始まります。そしてDJジョンは、実は犬なんですね。(笑) 当然なんですが、語りはイヌ目線で進みます。飼い主さんは自分の犬が喋ることも、DJをやっていることも知りません。ただただ、毎週定期的にラジオ局に連れて行き、何かしらのお手伝いをしているのだと信じて疑いません。 軽やかでユーモアある語りは愉しいですが、ジョンの過去が語られているところでは、しんみりしてしまいます。他にもラジオ局で働くきっかけとなった出来事が語られたり、事件も起こったり、ちょっぴりドキドキハラハラの展開がまっていますよ。 児童書なのでサラリと読みく、元保護犬のジョンのストーリーは決して楽しい内容だけではありませんが、犬がDJという設定が面白いですね。レディオワン、愉しみました。(*´ω`*)
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斉藤倫さん3冊目。いぬが、今度は、ラジオDJ。月曜夜9時、DJジョンが人の言葉を話して、トークの合間に曲なんかかけたりしてくれる。話すのに人の手を借りる必要があるので、「ポエトリー・ドッグス」のいぬマスターよりも「達人度」はやや低め。 4話の短編+書き下ろし。短いお話の中に、ラ...
斉藤倫さん3冊目。いぬが、今度は、ラジオDJ。月曜夜9時、DJジョンが人の言葉を話して、トークの合間に曲なんかかけたりしてくれる。話すのに人の手を借りる必要があるので、「ポエトリー・ドッグス」のいぬマスターよりも「達人度」はやや低め。 4話の短編+書き下ろし。短いお話の中に、ラジオパートと、スタジオの外でのストーリーパートがある。声に出して読んだら気持ちよさそう。 いぬの一人称でストーリーは進み、登場人物やエピソードが少しずつ絡んでいく。いぬの優しさ、愛情表現が歪みなくて、まさにプライスレス。いとおしい。 飼い主の造形がとても好き。いぬの名前の由来を説明するところ、むきだしの絶望をぽんとひとつ放り出すような、その一言があるからこそ、ただやさしいだけの人ではないことが伝わってくる。(そして、それが美しい) 飼い主と西園寺さん(めちゃ有能)の距離感もステキ。こっちのスピンオフがあったら、キュンキュンしそうで、意外としないな…まぁあえてしなくてもいいか…でも…?そんなお話になりそう。
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言葉を話せるようになった犬のジョンが、月9のラジオのDJを務めるという楽しいお話、として幕を開けるのですが、回を重ね季節が巡るうちに、犬の本音、ジョンの身の上と名前の由来、ジョンを取り巻く人間たちのいろいろ…が見えてきます。
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