レディオワン の商品レビュー
月曜夜9時、ラジオの電波(と不思議な◯◯)に乗せて犬のジョンが繰り広げるトーク。 本当にありそうで、ワクワクするお話。 児童文学らしい夢が詰まっていて、大人が読んでも面白い。
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『レディオワン』 斉藤 倫 「みなさん、こんばんわん。今日はうららかな春の日でした。夜になると肌寒いですね。 月曜夜九時。〈レディオワン〉の時間です。ぼく、DJジョンが、お送りします。」 愉しいジョンの語りで始まります。そしてDJジョンは、実は犬なんですね。(笑) 当然なんです...
『レディオワン』 斉藤 倫 「みなさん、こんばんわん。今日はうららかな春の日でした。夜になると肌寒いですね。 月曜夜九時。〈レディオワン〉の時間です。ぼく、DJジョンが、お送りします。」 愉しいジョンの語りで始まります。そしてDJジョンは、実は犬なんですね。(笑) 当然なんですが、語りはイヌ目線で進みます。飼い主さんは自分の犬が喋ることも、DJをやっていることも知りません。ただただ、毎週定期的にラジオ局に連れて行き、何かしらのお手伝いをしているのだと信じて疑いません。 軽やかでユーモアある語りは愉しいですが、ジョンの過去が語られているところでは、しんみりしてしまいます。他にもラジオ局で働くきっかけとなった出来事が語られたり、事件も起こったり、ちょっぴりドキドキハラハラの展開がまっていますよ。 児童書なのでサラリと読みく、元保護犬のジョンのストーリーは決して楽しい内容だけではありませんが、犬がDJという設定が面白いですね。レディオワン、愉しみました。(*´ω`*)
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斉藤倫さん3冊目。いぬが、今度は、ラジオDJ。月曜夜9時、DJジョンが人の言葉を話して、トークの合間に曲なんかかけたりしてくれる。話すのに人の手を借りる必要があるので、「ポエトリー・ドッグス」のいぬマスターよりも「達人度」はやや低め。 4話の短編+書き下ろし。短いお話の中に、ラ...
斉藤倫さん3冊目。いぬが、今度は、ラジオDJ。月曜夜9時、DJジョンが人の言葉を話して、トークの合間に曲なんかかけたりしてくれる。話すのに人の手を借りる必要があるので、「ポエトリー・ドッグス」のいぬマスターよりも「達人度」はやや低め。 4話の短編+書き下ろし。短いお話の中に、ラジオパートと、スタジオの外でのストーリーパートがある。声に出して読んだら気持ちよさそう。 いぬの一人称でストーリーは進み、登場人物やエピソードが少しずつ絡んでいく。いぬの優しさ、愛情表現が歪みなくて、まさにプライスレス。いとおしい。 飼い主の造形がとても好き。いぬの名前の由来を説明するところ、むきだしの絶望をぽんとひとつ放り出すような、その一言があるからこそ、ただやさしいだけの人ではないことが伝わってくる。(そして、それが美しい) 飼い主と西園寺さん(めちゃ有能)の距離感もステキ。こっちのスピンオフがあったら、キュンキュンしそうで、意外としないな…まぁあえてしなくてもいいか…でも…?そんなお話になりそう。
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言葉を話せるようになった犬のジョンが、月9のラジオのDJを務めるという楽しいお話、として幕を開けるのですが、回を重ね季節が巡るうちに、犬の本音、ジョンの身の上と名前の由来、ジョンを取り巻く人間たちのいろいろ…が見えてきます。
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みなさん、こんばんわん。月曜夜9時。〈レディオ ワン〉の時間です。今夜も、ぼく、DJジョンがお送りします。 動物翻訳機を使って、本当の犬がラジオで喋る。びっくりだけど、微笑ましい。 「きみはきっと今、せかいには敵しかいないって思ってる。でもせかいの外には、必ずちがうせかいがあ...
みなさん、こんばんわん。月曜夜9時。〈レディオ ワン〉の時間です。今夜も、ぼく、DJジョンがお送りします。 動物翻訳機を使って、本当の犬がラジオで喋る。びっくりだけど、微笑ましい。 「きみはきっと今、せかいには敵しかいないって思ってる。でもせかいの外には、必ずちがうせかいがある。だから、辛かったら外に出ればいい。でも、もし外に出ても、、辛くて、この世の人間のだれひとり、自分の味方なんかいないってそう思ったら、それでもだいじょうぶ。 ぼくたち(犬)が、いる。」 処分されそうになったことのある犬のジョン。 犬ならではの目線で、リスナーからのお手紙に答えながら、面白い小話をする。 散歩していた時、犬はそんなこと思ってたんだとはっとしたり、クスッと笑えたり、とにもかくにも、犬がさらに好きになる。 斉藤倫さんの本は、以前、『ポエトリー・ドッグス』を読んだ。犬がバーテンダーになり、お客に、その人に合った詩をプレゼントするお話。詩の理解がなかなか難しかった。その点、このお話は、一応児童書で読みやすい。やさしい文で書かれてはあるけれど、内容は深く、子供によりより大人に響きそうだ。 疲れた心にパッと花を咲かせてくれるような、とっても素敵な一冊でした。
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みなさんこんばんわん。 月曜夜九時、「レディオワン」の時間になりました。 お届けするのは、世界唯一の犬のDJ、DJジョンです。 すっかり春になりましたね。ぼくも飼い主と一緒に散歩に行ったときに… リスナーも知らない、飼い主も知らない、ほんの一握りの人しか知らない極秘、犬を自称...
みなさんこんばんわん。 月曜夜九時、「レディオワン」の時間になりました。 お届けするのは、世界唯一の犬のDJ、DJジョンです。 すっかり春になりましたね。ぼくも飼い主と一緒に散歩に行ったときに… リスナーも知らない、飼い主も知らない、ほんの一握りの人しか知らない極秘、犬を自称するDJジョンは、本当の本当に犬が動物翻訳機を使って喋っているのだ! 人間の視聴者から寄せられるお悩みや世間話に、犬のジョンは犬の気持ち、犬からの目線で語る。その声は、人々にしっかり届いているますよ。 「自分の周りが敵だらけだって思ったら、外に出ればいい。それでもこの世に誰も味方なんていなくても、それでも大丈夫、ぼくたちがいる。」 人間がどんなに苦しくなっても、人間だけではどうしようもなくなっても、この世には人間だけじゃない。誰かが寄り添ってくれる。 いぬには、愛しかないからね!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
みなさん、こんばんわん。(かわいい…) 犬のジョンはコピンジャーマシンで言葉を話せるようになり、こっそりラジオのDJを務めている。ジョンの番組は月9なんだなぁ。 言葉は、伝えたい気持ちを載せて、時間が経っても、離れたところにいる人にも届けることができる。改めて、すごい発明だと思う。 一方で、ジョンがカレンダーでなく、季節を感覚で感じたり、その日が自分の誕生日だとわかったりするのも面白い。たしかに、その日の空気感で「なつかしい」と感じたりすることがあるなぁ。たとえ名前を呼び間違えられても、自分に話しかけてるということにはかわりがないから、なんと呼ばれても返事をしちゃう、というのもなるほどと思った。人間と犬の感覚の違いが面白い。 陰影を活かした白黒の絵がとてもすてき。また、せっかくの表紙のキラキラは図書館のビニールカバーがかかっていると、消えてしまって残念。 最後に、西園寺さんがジョンの飼い主のことを呟いたセリフがとてもよかった。 「大学時代から、あのひとはいつも、いるだけで、まわりをあかるくするようなかんじでね。ぼくなんかは、まっすぐに見られないくらいだったんだよ」
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人間の言葉に変換する機械を使ってラジオDJをする犬のジョン。切ない話しや、ささやかな話しがジョンを通して語られる。辛い思いをしているときなんかに少しほっとする気がする。中学生以上向けかな。
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犬のジョンは言葉が話せるラジオDJ。リスナーからのお便りを読んだり曲をかけたり。そんなジョンと「にんげんたち」のおはなし。根底には優しさがありつつも、同性を好きな子が自殺しようとしたり、保健所に送られるペットの問題が出てきたり。悲しさや怒りが含まれる。愛があれば。みんな幸せなほう...
犬のジョンは言葉が話せるラジオDJ。リスナーからのお便りを読んだり曲をかけたり。そんなジョンと「にんげんたち」のおはなし。根底には優しさがありつつも、同性を好きな子が自殺しようとしたり、保健所に送られるペットの問題が出てきたり。悲しさや怒りが含まれる。愛があれば。みんな幸せなほうがいい。
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言葉を話せる犬のジョンによるラジオ番組レディオワン。 リスナーからのお便りに答えつつ語るは犬の日常。ほんわかとしているけど、それだけじゃない。 心のどこかちくりとするような。それでも明日はいい日になるといいなと思える。そんなジョンのラジオ番組。
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