商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2019/10/31 |
JAN | 9784396635794 |
- 書籍
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さんかく
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さんかく
¥1,650
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商品レビュー
3.9
163件のお客様レビュー
ラムとパクチーの水餃子が食べたい。そして行きつけの居酒屋のつまみの美味しそうなこと。通いたい! さんかく、というタイトルだけど、見栄っ張りとぼんやりのカップルの関係に人生の踊り場にいる年上の女性が巻き込まれて、3人とも自分を見失いそうになる(けどもいちど見つめ直す)話だった。 生...
ラムとパクチーの水餃子が食べたい。そして行きつけの居酒屋のつまみの美味しそうなこと。通いたい! さんかく、というタイトルだけど、見栄っ張りとぼんやりのカップルの関係に人生の踊り場にいる年上の女性が巻き込まれて、3人とも自分を見失いそうになる(けどもいちど見つめ直す)話だった。 生活と恋愛というテーマに、今の自分の状況と共鳴するところがあった。
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三角関係の「さんかく」なんだろうけど、三角関係とも言えない三人の視点で物語が進む。 美味しそうな料理と京都の雰囲気が印象的。ほんわか柔らかい空気感で語られていて、ゆったりした気持ちになれる。 と思いきや、華ちゃん登場の章では、突然動物(しかも大型)の解剖場面となり、若い女の子...
三角関係の「さんかく」なんだろうけど、三角関係とも言えない三人の視点で物語が進む。 美味しそうな料理と京都の雰囲気が印象的。ほんわか柔らかい空気感で語られていて、ゆったりした気持ちになれる。 と思いきや、華ちゃん登場の章では、突然動物(しかも大型)の解剖場面となり、若い女の子が血と死体の匂いまみれで、ヤバイ。四六時中、動物の解体とか内臓とかについて考えている華ちゃんは、やっぱりちょっと普通じゃなく、でも好きなことに打ち込む姿はカッコイイなぁ。 一方で、高村さんの穏やかな暮らしもすごく魅力的で、同居する伊東くん、羨ましいなぁ(ネズミは勘弁)。 古い町屋、実際に住んだら大変そうだけれど。 ちょっとした諍いはあるけれど、読んでいて気持ちのいい話だった。 これからの高村さんが忙しすぎないといいな。
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マジで?こんな終わりなの?ええ? 高村さんとくっつくか、と思う私は今まで安直なハッピーエンドものばかり読んできたからそう思うんだろう。 人の気持ちなんて白か黒かハッキリと分けることなんて出来なくてそれが当たり前。ということに気付かされる。千早茜さんのお話を読むと。 まず華と伊...
マジで?こんな終わりなの?ええ? 高村さんとくっつくか、と思う私は今まで安直なハッピーエンドものばかり読んできたからそう思うんだろう。 人の気持ちなんて白か黒かハッキリと分けることなんて出来なくてそれが当たり前。ということに気付かされる。千早茜さんのお話を読むと。 まず華と伊東くんはモロにコミュニケーションが足りてなさすぎるし、高村さんが不倫していたとは気付かなんだ。そりゃそうか。しかし不倫先ではあんな美味しそうな高級ご飯を食べているのか。羨ましいなあ。 タイトルと表紙の可愛らしさからは想像つかないお話だった。 分かりやすく三角関係のドロドロ場面があるわけでもなし、でもしっかり傷つくことは傷つくし。 華や伊東くんや高村さんが、「そういうことか」と何かが腑に落ちた瞬間は分かれども何がわかったのかは全く分からない。 こういうとこなんだよな、私の幼稚さというか、想像力のなさというか、読解力のなさというか、経験値の低さを痛感するところ。
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