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錆びた太陽 朝日文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2019/11/07 |
| JAN | 9784022649393 |
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錆びた太陽
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錆びた太陽
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商品レビュー
3.7
39件のお客様レビュー
面白い!重いテーマをユニークに軽快に書いてありスラスラ読めるし止まらない。 主人公とロボットの掛け合いが魅力的。 タイトルの意味はなんやろか?
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※このレビューにはネタバレを含みます
最近あまり読めていなかった恩田陸さんの作品を読んでみた。 原発事故にて国土の約二割が汚染区域となってしまった日本が舞台。 北関東エリアの管理を行ってきたロボット達のもとに、国税庁職員を名乗る謎の女「財護徳子」が現れ、ロボット達と過ごした三日間についてのお話。 目的も全く分からない彼女はとにかくえげつない行動力で、危険満載な荒野を自由気ままに動き回るので、ロボット三原則(人間を守らなければいけない)を遵守するロボット達は困惑しっぱなし。 凶暴な巨大猫や、マルピー(事故によりゾンビになってしまった人?)に襲われたり、赤玉(汚染された草の塊)の爆発に巻き込まれたり、スリリングだけどワクワクするシーンも多かったです。 日本の上層部が、核廃棄物を世界中から収容する倉庫を作り上げようとする計画「護美箱計画」について知ったロボット達は、ロボット三原則大前提「人間の利益になるように行動する」に照らし合わせ、この計画を阻止するべきか、それとも従うべきか、経験則と膨大な情報、そして徳子の意見を聞き考えます。 その思考と辿り着いた答えが、ロボットの筈なのに妙に人間味があり(本人達は新鮮な感覚らしい)、温かい気持ちになりました。 核に汚染され、復興作業が全然進まない日本が舞台なのに、絶望感のあるディストピア小説ではなくユーモアたっぷりの笑える作品になっているのが凄い。 ロボットのボスが、青玉(赤玉より凄い)の爆発で吹っ飛んだ時の、「僕は死にましぇ〜〜ん」のシーンは、きっと忘れられません笑 恩田陸さんの隠れに隠れた名作!
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※このレビューにはネタバレを含みます
2017年発表の恩田陸氏の作品。どうやら茨城県東海村の原発事故からの影響で書かれたそう。 恩田氏特有の劇画かかった会話で進行するストーリーは、ディストピア的な荒廃した近未来の凄惨さよりも、人間よりも人間らしいロボットらの立ち回りに面白みがあると感じました。 ・・・ 原発テロで汚染された立入制限区域を管理するロボットたちの前に、国税庁の女性職員が現れる。彼女の奇行に振り回されながらも、ロボットたちは人間の不条理さや滑稽さに触れていく。シリアスな設定ながらも、コミカルな会話で描かれたディストピア小説。 ・・・ 上でも簡単に触れましたが、やはり恩田氏のマンガっぽいノリが一番特徴的だと感じました。 原発事故で汚染された荒野の出先(北関東)に配置された8体のロボット。これに往年のテレビドラマ「太陽にほえろ」の刑事の名が冠されていたり、それを「当時の開発者の趣味」としていたり。 謎の国税庁職員の財護徳子の繰り返されるノリ突っ込みや、一言一句変わらず復唱される自己紹介など。お前こそロボットかよみたいな。 他方、ロボット隊の隊長の「ボス」が人間の女の発想が分からず困惑する姿など、ある意味世の男性と変わらないし、ある意味自然すぎるロボットのふるまい。 人間に潜むロボット性とロボットに見える人間性のコントラストがちょっと面白かったと思います。 というか、人間らしすぎるロボットに「それはないやろー」とたまにひとりごちたりもしました。 まあでも、ライトに読める佳作だと思います。 ・・・ ということで、恩田氏のSF作品でした。 本作、SFというカテゴライズとは思いますが、AI全盛の昨今からすれば近未来というより(過去ではなく近い将来ということでの)近現代という感じです。違うのは原発事故で日本の多くが汚染されたかどうかくらいか。 その点ではSFというよりも単なるフィクションといっても良いかもしれません。 そう考えると、最近(大分前?)話題になった『三体』ってのは読んでみたいですねえ。SFの最前線をちょっぴり覗いてみたくなりました。
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