商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2019/10/09 |
| JAN | 9784167913649 |
- 書籍
- 文庫
希望が死んだ夜に
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希望が死んだ夜に
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商品レビュー
4.3
206件のお客様レビュー
「あなたへのおすすめ」に出てきて、スコアも余裕の4点超えだったので、気にはなっていたものの、女子中学生が主人公、というのもあって、手に取るのを躊躇していた作品。 カテゴリー分けすると、本に記載ある通り、「社会派青春ミステリー」ということなんだろうけど、フーダニット&ワイ...
「あなたへのおすすめ」に出てきて、スコアも余裕の4点超えだったので、気にはなっていたものの、女子中学生が主人公、というのもあって、手に取るのを躊躇していた作品。 カテゴリー分けすると、本に記載ある通り、「社会派青春ミステリー」ということなんだろうけど、フーダニット&ワイダニット・ミステリーとして呆気に取られるすごい展開だった。この作品で犯人当てが出来たら大したものだと思う。 主人公で容疑者の冬野ネガが殺人現場で取った直観力もすごいし、それを「想像」で解き明かした仲田警察官もすごい。 テーマは貧困家庭で苦しむこどもたち。担任教師の「アフリカの飢えた子どもに比べたら、まだ君は幸せだ」という発言には、強い嫌悪感を感じずにはいられない。生活保護家庭に対する不当な差別やバッシングは問題だと思うけど、貧困対策の政策というのはとかくデザインが難しいし、ジョン・ロールズの「無知のヴェール」も意識せざるを得ない。
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──わかんないよ。 あんたたちにはわかんない。 なにがわかんないのかも、わかんない。 『仲田蛍シリーズ』の第1作目。本作は『こどもの貧困』をテーマに描かれた社会派ミステリー。 貧困家庭の中学生に焦点を当てた物語。テーマがテーマなだけに、少し重たく時に辛く切ない空気を纏って...
──わかんないよ。 あんたたちにはわかんない。 なにがわかんないのかも、わかんない。 『仲田蛍シリーズ』の第1作目。本作は『こどもの貧困』をテーマに描かれた社会派ミステリー。 貧困家庭の中学生に焦点を当てた物語。テーマがテーマなだけに、少し重たく時に辛く切ない空気を纏って進行していく本作。 ただ、本事件を通じて担当刑事の1人『真壁』が徐々に事件の本質と向き合っていく描写が、本作における『救いの光』を感じられるとともに、物凄い読後感へと導いてくれたように感じた。 そして、巻末最後に描かれなかった真壁のセリフには、死んでなんかいなかった『希望』を『想像』させてもらえた読者は多かったのではないかと思う。 またひとつ素晴らしい作品に出会えたなー。 シリーズの続編もまとめて買ってあるから、他作品にも期待しようっと。 ・ ・ ・ ・ ・ 希望が死んだ夜みたいに真っ暗なこの国で── 面白い作家が、凄い作家になる瞬間がある。 本書を読んだとき、天祢涼は凄い作家になったと、感嘆した。 ──細谷正充(文芸評論家) 彼女を死に至らしめたのは社会なのではないか? 社会派×青春×ミステリーの見事な融合。 本書に出合えてよかった。 ──ベル(文学 YouTuber) 神奈川県川崎市で、14歳の女子中学生・冬野ネガが、同級生の春日井のぞみを殺害した容疑で逮捕された。少女は犯行を認めたが、その動機は一切語らない。何故、のぞみは殺されたのか? 二人の刑事が捜査を開始すると、意外な事実が浮かび上がって──。 現代社会が抱える闇を描いた、社会派青春ミステリー。 解説・細谷正充
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明るくクラスの中心にいた春日井のぞみと、貧困家庭で母親と二人暮らしの冬野ネガ。 対照的とも思える二人の女子中学生を軸として物語は進んでいく。 12月6日の深夜、住宅街の空き家で、のぞみの首吊り死体が発見された。 一見自殺に見える現場で、そこに居合わせたネガは殺害容疑で逮捕され...
明るくクラスの中心にいた春日井のぞみと、貧困家庭で母親と二人暮らしの冬野ネガ。 対照的とも思える二人の女子中学生を軸として物語は進んでいく。 12月6日の深夜、住宅街の空き家で、のぞみの首吊り死体が発見された。 一見自殺に見える現場で、そこに居合わせたネガは殺害容疑で逮捕される。 しかし事件の背後には、貧困、ネグレクト、虐待といった深刻な社会問題が複雑に絡み合う。 支援の網からこぼれ落ちた子どもたちの現実に、苛立ちと無力感が残る。 終盤で明かされる真実は、社会の暗部を照らし出すと同時に、深い切なさを読者に突きつける。
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