商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 明石書店 |
| 発売年月日 | 2019/10/01 |
| JAN | 9784750348940 |
- 書籍
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芝園団地に住んでいます
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芝園団地に住んでいます
¥1,760
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商品レビュー
4.1
19件のお客様レビュー
六本木の蔦屋に平積みになっていたのを偶然見かけて。川口市に多いのは知っていたけど、団地の存在までは知らず。 本書が発売されたのが2019年で、状況も徐々に変わり、いまは「外国人問題」などと名称をつけられ、悪いニュースでは国籍も報じられるようになってきた。 でもなあ。 仕事で接...
六本木の蔦屋に平積みになっていたのを偶然見かけて。川口市に多いのは知っていたけど、団地の存在までは知らず。 本書が発売されたのが2019年で、状況も徐々に変わり、いまは「外国人問題」などと名称をつけられ、悪いニュースでは国籍も報じられるようになってきた。 でもなあ。 仕事で接するお客さんは、おおむね礼儀正しいし法令遵守意識も高いし。知らない国で多国語を操って、メールに時候の挨拶も入れて、頭も良くて、何億円もするタワマン買って、すごいなぁと。 それに、おばあちゃんの介護施設の担当はベトナムの女の子で、懸命にお世話をしてくれているし。 結局一律では語れず、人によるような。 と、熱心に通勤電車で読みつつ、ふと見ると左は金髪青い目の外国人、右は中国人カップルだった。いつもは爆睡だったり読書に没頭しているから、気づいていなかっただけか。 また、ここは私たちの団地(国)だ、特権意識をもっているのではないかと記載があってハッとした。つい日本人が優先、と思っていたかも。 「あなたは人口の六割を占めるが、これまではケーキの九割を食べていた。あるとき、『これからはあなたが食べる分は六割です』と言われる。するとあなたは『なんてことだ。私のケーキが全部取られてしまった!』と感じる。実際にはすべて奪われるわけではないが、もっと取り分が多い状態に慣れていた。より公平な分配にするわけですが、取り分が少なくなった人たちは、不公平であり、取られたと感じるのです。」 例えば私は抹茶が好きだけど、外国人に人気が出過ぎて品薄で高騰していると聞いて複雑な気持ちになっている。 試しに、夫に、いつも混んでいるホームサウナの3割が外国人になって、入り方のルールとかが変わってきたらどうか、と聞いたところ、うーん!と考え込んでしまった。
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中国人の居住者が半数を超える埼玉の団地。そこに移り住んだ朝日新聞の、記者が自治会に参加しながら共生を考える。まつり、行事、自治会費、生活空間だけに互いの生活様式の異なりで行き違いもある。例えば夜遅くまで公園で遊んだりおしゃべりしたりする中国人がうるさい、日本人。自治会活動に参加し...
中国人の居住者が半数を超える埼玉の団地。そこに移り住んだ朝日新聞の、記者が自治会に参加しながら共生を考える。まつり、行事、自治会費、生活空間だけに互いの生活様式の異なりで行き違いもある。例えば夜遅くまで公園で遊んだりおしゃべりしたりする中国人がうるさい、日本人。自治会活動に参加しない、手伝わないのに、遊びにはくる中国人。ルールを守らないのは一部だけど、みんな中国人でひとくくりにして嫌悪する日本人。そんなこんなが続いてるよう。共生したい若手と距離を置きたい高齢者という図も見えた。
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新聞書評欄か何かで知り手に取った。 元々、異文化共生に興味があったが、芝園団地という存在は本書で初めて知った。 本書の話は今ほど外国人排斥の空気が広がっていないであろう2017年からのものだが、当時から日本には外国人(主に中国人)が半分以上を占める団地があった。 そして、その団地...
新聞書評欄か何かで知り手に取った。 元々、異文化共生に興味があったが、芝園団地という存在は本書で初めて知った。 本書の話は今ほど外国人排斥の空気が広がっていないであろう2017年からのものだが、当時から日本には外国人(主に中国人)が半分以上を占める団地があった。 そして、その団地で起きていることは、今まさに日本の至るところで起きていることと同じだ。 つまり、芝園団地で起きたことは日本の縮図であるとも言える。 外国人の行いに対して、文化の違いが引き合いに出されるが、実は原因が文化の違いではなく、ルールの周知がしっかりなされていないということだったりする。 例えば、ゴミ問題。どのようにゴミを捨てるかそのルールを知らなければ、ルールに則った捨て方は出来ない。それを外国人だからちゃんとしないと考えるのは間違っている。まず相手が分かるように、彼らの言葉でルールを説明したりすることが必要だ。 それは日本人同士でも違う自治体でゴミを捨てるときに起きたりする。ルールの説明がなければ、間違った捨て方をしてしまうことだってあるだろう。 実際、私自身他の自治体に滞在したとき、よくわからずに間違った場所にゴミを出した経験がある。 私は外国人の多いエリアで暮らしているわけではない。その意味で、実際にそのような環境に身を置いて体験している著者は素晴らしいと思う。 本書を読む前は「芝園団地」というワードをネットなどで見たことはなかったので、芝園団地に特定のイメージは持っていなかった。 だが、ネットの世界では芝園団地は現実と乖離した誹謗の対象として扱われているようである。 実際に現場を見ることなく、伝聞のみで決めつけてしまうことは非常に有害であると思った。 そして、何故相手との齟齬が起きるのか、その原因はこちら側にあるのではないか、そんな風に考えながら相手(外国人に限らず)との溝を埋めることが大切だと思う。 お互いに、配慮しながら上手く共生していくのが理想的だ。
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