商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 晶文社 |
| 発売年月日 | 2019/09/25 |
| JAN | 9784794971562 |
- 書籍
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急に具合が悪くなる
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急に具合が悪くなる
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商品レビュー
4.5
177件のお客様レビュー
映画観賞後に読了。 議論の内容が総じて興味深く、心に刺さる部分も多数。 特に多様性が叫ばれるなかで、「こういうことを言ってはいけない。」という凝り固まった配慮に基づく接し方の良し悪しに関する議論が印象的だった。 心の底からコミュニケーションがとれる相手は大切にしていきたい。
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乳がんが転移し、有効な治療法もなく、余命を生きる哲学者・宮野真生子と、そんな彼女と出会い、どういう訳か書簡のやり取りをする事になった医療人類学者・磯野真穂。 二人はもともとはお互いにもっと色々な話題を取り上げようとしていたつもりが、やはり話題は宮野のガン患者としての生き方、死への...
乳がんが転移し、有効な治療法もなく、余命を生きる哲学者・宮野真生子と、そんな彼女と出会い、どういう訳か書簡のやり取りをする事になった医療人類学者・磯野真穂。 二人はもともとはお互いにもっと色々な話題を取り上げようとしていたつもりが、やはり話題は宮野のガン患者としての生き方、死への向き合い方についての話となっていく。 死に向かう患者に寄り添うとか、なんかそういうありがちな話を想像していると痛い目に合います。 ここで交わされる書簡に書かれていることは、もっと直球です。しかも豪速球の。しかも、一度では読み取れないくらい情報量が多いし、哲学の素養がないと理解しようとしても難しいかもしれない。 これは今年公開された映画「急に具合が悪くなる」の原作というか、原案となったものです。 映画は死を覚悟している哲学専攻だった演出家と、彼女の演出した一人芝居を観て魅かれるものがあった文化人類学専攻だった介護人の二人のドラマでしたが、この書簡集とあの映画を直接関係付けるのは難しいかもしれません。 けれど、映画と同じくらいの力をこの書簡のやり取りから感じました。
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ふたりの学者たちの間で交わされる、命をめぐる言葉たち。時に感情の吐露があるものの、全体的には冷静、沈着、そして論理的。 あるワークショップで、哲学者の宮野さんは人類学者の磯野さんと出会います。がんを宣告されて余命わずかの宮野さん。磯野さんに対して、初対面で何かを感じたそうです。...
ふたりの学者たちの間で交わされる、命をめぐる言葉たち。時に感情の吐露があるものの、全体的には冷静、沈着、そして論理的。 あるワークショップで、哲学者の宮野さんは人類学者の磯野さんと出会います。がんを宣告されて余命わずかの宮野さん。磯野さんに対して、初対面で何かを感じたそうです。それは、「この人となら、きちんと病の話ができる」という勘だったとか。そんな二人が直接 会ったのは、たったの数回。そして往復書簡が本として世に出るのに、出会ってからたった一年。二人が過ごした時間の短いこと! 自分たちは言葉を使って仕事をする学者だからと、徹底的に書面で語り合う二人。こんなにも真剣に、遠慮なく言葉を交わせるって素敵。二つの魂のつながりの不思議に深い感銘を受けました。人とのつながりの深さは、時間ではないのですね。 今日、映画も観てきました。根底に流れるテーマは同じでも、設定は全く別物。フランスの介護施設で交わされる二人の女性のやりとりは、書簡ではなく目と目を合わせた会話で成り立っていました。女優さんたちの演技が素敵で、フランスの優しい空気も感じられる、心に染みる映画でした。
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