1,800円以上の注文で送料無料

本を読めなくなった人のための読書論
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

本を読めなくなった人のための読書論

若松英輔(著者)

追加する に追加する

本を読めなくなった人のための読書論

1,320

獲得ポイント12P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 亜紀書房
発売年月日 2019/10/01
JAN 9784750516080

本を読めなくなった人のための読書論

¥1,320

商品レビュー

4.3

74件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/08/31

ずっと、本と生きていくと思っていたのに、ある時から本が読めなくなった。人生が一度壊れて、文字が頭に入ってこなくなった。 読書がなくても生きていける。でも私は読みたかった。本屋で気になる本を買って、でも読めなくてただ本棚に並べる日々を10年ほど過ごした。最近は少し読めるようになった...

ずっと、本と生きていくと思っていたのに、ある時から本が読めなくなった。人生が一度壊れて、文字が頭に入ってこなくなった。 読書がなくても生きていける。でも私は読みたかった。本屋で気になる本を買って、でも読めなくてただ本棚に並べる日々を10年ほど過ごした。最近は少し読めるようになったけど、でも文字と自分の壁は消えない。 だからこの本のタイトルにすごく惹かれた。 読んでみると作者は、文字で紡がれる思いを、とても大事に思ってるんだなと伝わってくる。 この本はとても優しい。読めない私に読まなくても良いと言って、本の世界の道に灯りをともしてくれる。その道に行け、とは言わず、こういう歩き方もあるんだよ、と語りかけてくれる。その根底にあるのは、作者自身への本と言葉への愛だ。 「読書」をしなくてもいいのかもしれない。文字を読まないでも、書かれた印象的なコトバをひとつ拾って、心の中に落とせれば、それはもう素晴らしい本と人との出会いだ。 私はまた、本を読めるだろうか。以前と同じようには、読めないし、読まなくて良いのだろう。 この本がとても好きだ。本と言葉と人、読書への想いが行間から溢れてくるように感じた。図書館で借りたけど、手元に置いてまたじっくりと読みたい。

Posted by ブクログ

2024/08/21

この本自体も文字が大きく1ページの文字量も少なく読みやすい。昔本を読めなくなった時があって、その時のことを思い返しながら読んでたら、わかるなぁという言葉が多かった 少し抽象的な言葉が多かったけれども、読書してる人には納得のできる1冊だと思う。納得できなかったとしても、それでいい...

この本自体も文字が大きく1ページの文字量も少なく読みやすい。昔本を読めなくなった時があって、その時のことを思い返しながら読んでたら、わかるなぁという言葉が多かった 少し抽象的な言葉が多かったけれども、読書してる人には納得のできる1冊だと思う。納得できなかったとしても、それでいいのだ

Posted by ブクログ

2024/08/05

読むことと書くことは呼吸のような関係。読めなくなっているのは、吐き出したい思いが、胸にいっぱいたまっているからかもしれません。 食べ物には賞味期限があるのに対し、言葉にはまったくといってよいほどない。 本はゆっくり、ゆったり、たしかに読んでいきたいと思った。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品