商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 百万年書房/トランスビュー |
発売年月日 | 2019/07/26 |
JAN | 9784991022197 |
- 書籍
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日本国民のための愛国の教科書
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日本国民のための愛国の教科書
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商品レビュー
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6件のお客様レビュー
びっくりするくらい読みやすい。 ただ、 「共和主義的パトリアティズムの観点から見ると、 共通善が実現している場所こそが祖国だから、自国から自由が消えたならもはやそこは祖国ではない。それを実現しているよその国で共通善の実現と発展に貢献することこそが愛国的である」 という解釈はイマイ...
びっくりするくらい読みやすい。 ただ、 「共和主義的パトリアティズムの観点から見ると、 共通善が実現している場所こそが祖国だから、自国から自由が消えたならもはやそこは祖国ではない。それを実現しているよその国で共通善の実現と発展に貢献することこそが愛国的である」 という解釈はイマイチ腑に落ちなかった。 国が間違った方向に向かう時、共通善の実現のために、発言したたかうことが共和主義的パトリアティズムである。 もちろん、本作でも例に出ていたナチスドイツの時代に国を愛していながらも国外に亡命せざる得なかったユダヤ人たちのようなケースもあり、 それが共和主義的パトリアティズムに反する行動とは思わない。 ただ、ユダヤ人たちの亡命先、例えばアメリカで共通善の実現と発展に貢献することでアメリカが彼らにとって「祖国」となり、その意味で彼らを「愛国者」とする、というのが、どうも腑に落ちない。 なんというか、自分の子供が殺人鬼になってしまって、手のつけようがないから、そっちは諦めて他の子供を愛します。私は私の子供を愛しています。 という感じで、急に第三者の登場という感じ。 共和主義的パトリアティズムはあくまでも、自分の祖国における共通善の実現のために貢献するということであり、共通善が実現されるならどこでもいい、というわけではないのでは? 後者は愛国心ではなく自己愛なのでは?と思う。 私の理解不足なのだろうか。
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国家の機能として、サービスプロバイダ、ヤクザ、神社という3つの側面を挙げているのが面白い。 一般向けなので一部端折ってはいるが、古典からの引用もあり、ナショナリズム的パトリオティズム・共和主義的パトリオティズムという2つをうまく対比して分かりやすく説明しているように思う。 数週...
国家の機能として、サービスプロバイダ、ヤクザ、神社という3つの側面を挙げているのが面白い。 一般向けなので一部端折ってはいるが、古典からの引用もあり、ナショナリズム的パトリオティズム・共和主義的パトリオティズムという2つをうまく対比して分かりやすく説明しているように思う。 数週間(下手すれば数日)の旅行で日本との差分を導出しようとしてしまう「凡庸なナショナリズム」的な空気はたしかにあるような気がしている。 欲を言えば、日本を外から見ることができないような立場の人向けのメッセージも書いてほしかった。例えば、金銭的な余裕がない人や、社会的境遇故にその地域から物理的に離れることができない人の中にも「ナショナリズム的パトリオティズム」を信奉している人は多くいると思う。 この本はそういう人たちのためにこそ読まれるべきものであって、それに値するよう読み易さだと思うので、そこのケアをして欲しかった。 そういった社会的分断を解消することで、やっと共通の議題を共有できる気がするので。
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愛国とはなにか、について様々な面からわかりやすく説明した本である。神社、ヤクザから愛国を説明するということは新しい視点である。さらに、やはり、ということばからも説明している。今までの理論をよく日本の言葉にして説明している。
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