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抗命 インパール2 文春文庫
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抗命 インパール2 文春文庫

高木俊朗(著者)

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抗命 インパール2 文春文庫

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2019/08/06
JAN 9784167913373

抗命 インパール2

¥858

商品レビュー

4.5

5件のお客様レビュー

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2022/10/02

損害 烈師団 23139人中、戦死・死没者約11500人。 弓師団 22376人中、戦死・死没者約12500人。 祭師団 25148人中、戦死・死没者約12300人。

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2022/09/20

牟田口の異常性が分かる作品 インパール作戦に参加した高司令部にて取材していた高木俊朗氏のインパール四部作のうちの2作目。 コヒマを無断撤退したと言われる烈の佐藤師団長は何故に撤退したか、また抗命であったのかなど、丹念な取材と時系列の洗い出し、佐藤師団長を精神異常者にしたてようと...

牟田口の異常性が分かる作品 インパール作戦に参加した高司令部にて取材していた高木俊朗氏のインパール四部作のうちの2作目。 コヒマを無断撤退したと言われる烈の佐藤師団長は何故に撤退したか、また抗命であったのかなど、丹念な取材と時系列の洗い出し、佐藤師団長を精神異常者にしたてようとした事実から浮き彫りになる第15軍、ビルマ方面軍、大本営の思惑など衝撃的な無責任さと牟田口の異常な名誉心、出世欲の妄執に戦慄します。

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2019/08/19

2019年8月読了。 「この時期になると戦争関連のイベントやらテレビやら図書やら、色々と考えることを迫られるけど、なるべくならそんな後ろ暗いことは考えたくない」ってな感じのご意見をお持ちの方が最近は多いらしいですが、「年に一回くらい少しは往時のことを考えなよ」と思う。 インパール...

2019年8月読了。 「この時期になると戦争関連のイベントやらテレビやら図書やら、色々と考えることを迫られるけど、なるべくならそんな後ろ暗いことは考えたくない」ってな感じのご意見をお持ちの方が最近は多いらしいですが、「年に一回くらい少しは往時のことを考えなよ」と思う。 インパールものは他の図書も読んできたしドキュメント番組も見てきたが、本書は所々に台詞が入っていて迷走する将校たちのやり取りがより切実に描写されている印象を受けた。 「大本営、総軍(南方軍)、方面軍(ビルマ方面軍)、十五軍というばかの四乗が、インパールの悲劇を招来したのである」(293ページ)という佐藤幸徳中将の回想録の記述にもあるように(また他の研究でも指摘されているように)、複雑な組織と人間関係がもたらした災悪であり、命令を受けた側こそいいツラの皮というべき。 というわけであまりにもツラく目も背けたいかもしれませんが、年に一度は思い返してみる必要があるなあということを改めて気付かせる一冊ではないかと思います。

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