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わらの女 新訳版 創元推理文庫
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わらの女 新訳版 創元推理文庫

カトリーヌ・アルレー(著者), 橘明美(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2019/07/30
JAN 9784488140281

わらの女 新訳版

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商品レビュー

3.9

10件のお客様レビュー

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2025/09/27

テンポが良い。グイグイ引き込まれてあっという間に読み終えた。結末は不条理だ。単に不条理を表すだけでなく、陥れた側が戦争に言及したように、戦争を始めとする圧倒的な不条理を象徴しているように思う。人生で取り返しのつかぬこと、誰かのせいにしたくなることはある。それも決定的な選択をしたこ...

テンポが良い。グイグイ引き込まれてあっという間に読み終えた。結末は不条理だ。単に不条理を表すだけでなく、陥れた側が戦争に言及したように、戦争を始めとする圧倒的な不条理を象徴しているように思う。人生で取り返しのつかぬこと、誰かのせいにしたくなることはある。それも決定的な選択をしたことに対して。感想はとにかく圧倒されたの一言に尽きる。ミステリとしてだけ読むともったいない。

Posted by ブクログ

2025/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヒルデと富豪は恋愛をしたと思う。打算的にやっていたつもりが、お互いの反応を気にして、鶏肉料理の件では傷ついて、でも富豪は誠意を見せてヒルデも受け入れた。ヒルデの最後の描写があまりに無残で、つかの間キラキラした彼女の人生が卑怯者によって虚しく終わったのが本当に不条理。大どんでん返しを期待したのにそうはならなかった。

Posted by ブクログ

2025/05/07

杉江松恋さん『マストリード100』から。 「当方大資産家、良縁求む。願わくばハンブルグ出身、未婚、だが世間知らずでなく、…」 新聞の良縁広告に目を奪われたドイツ人女性のヒルデガルド。 大富豪の妻の座は目前、何もかもが順調すぎるほどだった… 1956年フランスミステリー。 新訳...

杉江松恋さん『マストリード100』から。 「当方大資産家、良縁求む。願わくばハンブルグ出身、未婚、だが世間知らずでなく、…」 新聞の良縁広告に目を奪われたドイツ人女性のヒルデガルド。 大富豪の妻の座は目前、何もかもが順調すぎるほどだった… 1956年フランスミステリー。 新訳のおかげでとても読みやすく、スピード感があってぐいぐい読ませるので一気読み。 彼女の心理描写が巧みに描かれていて、自分も物語に入り込んでしまう。 自業自得の彼女だけど、戦争による貧困と孤独が背景にあるので同情する部分もある。 でも、うまい話には必ず裏があるからねぇ…。 ラストは好みが分かれそう。 心理サスペンスが好きなので★5で。 ここからは、ネタバレ含む感想です。 まぁ怪しさ満載なので読めてしまう展開だけど、最後は意外で、ある意味リアル。 無理やりどんでん返しのようなものがなくて自分は好きだった。 彼女の判断力のなさと無知さから考えると、彼女がさも賢く主導権を握っているかのように本人に感じさせていた前半も犯人の計算のうちだったんだとわかり、恐ろしくなった。 気が付いた時にはオオカミ少年のような扱いになっていて、すべて用意周到に精緻に計算していた犯人が怖すぎる。 リアルで怖かった描写。 【たったいま、ヒルデの体内で小さいバネが外れたのだ。奥の方にある小さいバネなのに、大事なものだったようで、それだけで体という複雑な機械が丸ごと壊れてしまった。】

Posted by ブクログ