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僕は偽薬を売ることにした
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僕は偽薬を売ることにした

水口直樹(著者)

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僕は偽薬を売ることにした

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2019/07/26
JAN 9784336063755

僕は偽薬を売ることにした

¥1,980

商品レビュー

3.4

5件のお客様レビュー

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2020/06/20

偽薬(プラセボ効果)については、個人的に期待しているので、読んでみました。 プラセボ効果の根拠が不明確、というのが、著者にとって、きっと、一番の難点なのでしょうね。 科学の発展にともない、薬についても、科学的な根拠が強く求められるようになっています。 が、プラセボ効果につ...

偽薬(プラセボ効果)については、個人的に期待しているので、読んでみました。 プラセボ効果の根拠が不明確、というのが、著者にとって、きっと、一番の難点なのでしょうね。 科学の発展にともない、薬についても、科学的な根拠が強く求められるようになっています。 が、プラセボ効果については、その科学的な根拠が明らかでないため、プラセボの販売を事業として成り立たせたい著者にとっては、まずは理論武装が死活問題なのだと思います。 また、理論武装しようにも、その理論が、科学に依拠できないため、哲学書のような仕上がりになっています。 中身としては、最初の3分の1ぐらい読めば、偽薬ついての大枠が理解できるので、それで十分かと。 あとは、「偽薬を(他人にor社会に)受け容れてもらうには、どのように理論武装すればよいか」という、ある種、哲学的な考察が続くので。

Posted by ブクログ

2020/01/01

▼プラセボ効果の考え方 ■プラセボ=偽薬から、偽手術やコミュニケーション等の概念へと拡張 ■プラセボ効果は虚数のような存在 「多元的な治療につながる ■睡眠薬を減らす→偽薬により薬の量は不変に ◉偽薬=概念の拡張

Posted by ブクログ

2019/12/26

ポジショントークといいつつ、著者のプラセボにかける強い想いはよくわかる。 7章の概念的論考はやや難解だが、型にはまらない、表に現れない部分も適切に考慮に入れろということだろう。 プラセボ効果を認識し、それ以外の偽薬活用の利点を考えれば、プラセボが医療の一端を担う将来もあるので...

ポジショントークといいつつ、著者のプラセボにかける強い想いはよくわかる。 7章の概念的論考はやや難解だが、型にはまらない、表に現れない部分も適切に考慮に入れろということだろう。 プラセボ効果を認識し、それ以外の偽薬活用の利点を考えれば、プラセボが医療の一端を担う将来もあるのではないかと思う。

Posted by ブクログ