商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2019/07/26 |
JAN | 9784087711967 |
- 書籍
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チンギス紀(五)
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チンギス紀(五)
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商品レビュー
3.9
15件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第五巻。 これまでにも何度も小競り合いを続けている、タイチウト氏との戦いに挑むテムジン。 敵の長・タルグダイの隊を追い詰めたと思ったその時、またしても玄翁with精強五十騎隊が、テムジンの前に立ちはだかります。 両部隊が壮絶なぶつかり合いを繰り広げる中、玄翁はテムジンに、一騎討ちの提案を持ちかけてきて・・。 おおおお・・・ついに来ましたー! と、いう感じで、玄翁の正体とテムジンとの驚きの関係がここで明かされます。 薄々気付いていた方も多いようですが、やっぱり“あの人”でしたね! ※一応ネタバレフィルターをかけておりますが、ここからガチでネタバレになりますので、改めてご注意お願いしやす!※ では、気を取り直して(?)、私の予想通り玄翁の正体は胡土児でした~。 しかもそれだけでなく、テムジンの実父だったことも判明・・・と、いうことは楊令の孫!! いやぁ、“大水滸シリーズ”と繋がってきましたね~。 読む人によっては、チンギス・ハン(北方さんは“カン”の読みでいくみたいですが)と北方水滸伝のオリジナルキャラを血縁にすることに賛否あるかもしれませんが、個人的には“おおいにアリ!この作品自体がフィクションだし、これぞ北方ロマンでしょ!”と思っております。 そんな訳で、あの“吹毛剣”を受け継いだテムジンは、沙州楡柳館を訪れ、そこを統べる宣凱から梁山泊と楊令のことを聞かせされるという胸アツ展開です。 懐かしの宣凱の登場にも“おおっ”となりますが、彼から自分のルーツを聞かされたテムジンの、 「昔、男たちがいた。そして、新しい国を作ろうとした。俺の躰には、その血が流れているらしいことがわかった。」 ・・という台詞にグッときますね。 あとは、終盤で“泣き虫ボオルチュ”がテムジンの妹・テムルンを救う為、“男・ボオルチュ”を発動したくだりも好きでした。 ボオルチュとテムルンが何だかええ感じになっているので、二人の仲が発展するのか見守りたいところです~。 何気にこの巻は、草原の内外で色々動きがあったりしたのですが、私的には“受け継がれた吹毛剣”の巻”でございまいした。 こうしてみると、この『チンギス紀 』。単体で読んでも良いですが、やっぱり“大水滸シリーズ”とセットで・・なんなら『楊家将』『血涙』から読んで頂くことをお勧めしたいですね。
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衝撃の展開があり、物語が大きく動いた感じ。 登場人物も増えて、少々混乱した所もあったが、続きが楽しみ。
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前半のクライマックス! 宿敵との戦い、知らされる真実、草原に立ち込める一触触発の雰囲気… 大水滸伝では嫌な敵が多かったけど、本作はどの部族にも物語があり肩入れしてしまう。 史実と絡めてテムジンがどう統一していくのか後半戦が楽しみ!
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