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「カッコいい」とは何か 講談社現代新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2019/07/17 |
| JAN | 9784065170489 |
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「カッコいい」とは何か
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「カッコいい」とは何か
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商品レビュー
3.7
61件のお客様レビュー
『私とは何か:個人から分人へ』に続き、私にとって平野啓一郎さん2冊目の新書として読んだ。 「カッコいい」は推しを前にして自分が口走る最上の級の褒め言葉だと日頃思っていて、この本のタイトルを目にした時、とても気になった。 分厚い新書で、古今東西のカッコいいが集められている。面白...
『私とは何か:個人から分人へ』に続き、私にとって平野啓一郎さん2冊目の新書として読んだ。 「カッコいい」は推しを前にして自分が口走る最上の級の褒め言葉だと日頃思っていて、この本のタイトルを目にした時、とても気になった。 分厚い新書で、古今東西のカッコいいが集められている。面白く読んだし、読み終わって「カッコいい」について、なんとなく概念ができた気がする。「かわいい」との対比、未来志向の憧れか、過去への懐かしさか、男性性なのか?、いやその男性性も変化しており、女性のカッコいいももちろんある…などなど。 作家の感性と力量を感じさせる本で、やはり小説を読んでみようと思った。
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「カッコいい」について丸々一冊歴史を辿りつつ論じた本。「しびれる」ような体感が備わっていることが重要であり、人間にポジティブな活動を促す大きな力があるが、一方で悪用の懸念が常につきまとうため倫理性が問われるものだそう。概念の整理はわかりやすかったが、カルチャーに疎いじぶんには読む...
「カッコいい」について丸々一冊歴史を辿りつつ論じた本。「しびれる」ような体感が備わっていることが重要であり、人間にポジティブな活動を促す大きな力があるが、一方で悪用の懸念が常につきまとうため倫理性が問われるものだそう。概念の整理はわかりやすかったが、カルチャーに疎いじぶんには読むのが苦痛なところもそこそこあった。途中、筆者の提案する分人主義につながる部分もあり、そっちも読んでるとより理解が深まるのかな。読みながら考えていたがじぶんの場合、弱さや不安を抱えながら、それでもなんとか立とうとする姿勢みたいなものにかっこよさを感じる気がする。
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過去に著者の小説と論文風エッセーを読んだ関係で、軽い気持ちで読んだ一冊。 「カッコいい」という言葉の生まれた背景とその意味の変遷(しびれという生理的な感覚、対象との同一化することへの憧憬、、、)、政治的・宗教的に利用されていく様子について、歴史を振り返りながら整理した本。 歴...
過去に著者の小説と論文風エッセーを読んだ関係で、軽い気持ちで読んだ一冊。 「カッコいい」という言葉の生まれた背景とその意味の変遷(しびれという生理的な感覚、対象との同一化することへの憧憬、、、)、政治的・宗教的に利用されていく様子について、歴史を振り返りながら整理した本。 歴史上の事例を紹介しつつ、点と点を結びつけようとする努力は感じられるけれども、線を描いてる途中に本論には関係ない(著者が話したいこと?蘊蓄?)点を急にプロットし始めるので、結局どんな線になってるのかがわかりづらい。この傾向は随所で明らかで、過去に著者が提唱した分人主義との整合性を示したいばかりに本論からずれてしまったり、同じことを何度も繰り返し「線の構築」が後景化してしまったり、読んでいてフラストレーションがたまる場面も多々あった。 とは言ってもさまざまな文献から「点」を抽出しており、タイトルの問いに対しては一定の答えを出しているので、その点は評価できる。 後書きで著者も言及しているが本書はあくまで序論であって、体系的に論じたもの(=仮定的な線の構築)を目指したものではないという点は意識が必要。
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