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ヒト、犬に会う 言葉と論理の始原へ 講談社選書メチエ705
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2019/07/12 |
| JAN | 9784065166444 |
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ヒト、犬に会う
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ヒト、犬に会う
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
人類の言語の発生の理由や犬の家畜化についての興味深い本 イノシシ猟や北極探検など犬…かわいそう……ってエピソードも多数あるので少しつらい
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本はローレンツの本へのオマージュなのかな? ローレンツの本も読んでみたい。 参考資料として読んだ本だったけれど、とても面白く興味深かった。 特に、ヒトと犬の最初のつながりは、牧羊犬や番犬であるとともに、「食料」としての役割も大きかったということが、驚きだった。 つまり、ヤギや牛と同じように食べていたということ。 なぜ、主な役割から「食料」が消えていったかというと、人間と言葉を介したコミュニケーションが取れて、「食料」以上に有用な役割を担うことが分かった身体こそだと思う。 以下、本文からのメモ 47 イヌはジャッカル類のように魚や昆虫を含む小動物と食肉獣の食べ残し、死肉、果実さえも食物としたはずである。 69 ……アジアで大型化したオオカミ、ダイアーウルフや現生のタイリクオオカミが、人類に先んじて北米大陸にわたった
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一部に書き間違いなのか、日本語不明瞭な箇所が若干見受けられるのが残念ではあるが(校正含め)、生物としての根元的な人間と犬との違いを総論的に述べており、たくさんのことが腑に落ちる。 著者は"超能力"と表現しているが、人間には理解し得ない微細な兆候や変化を見逃さな...
一部に書き間違いなのか、日本語不明瞭な箇所が若干見受けられるのが残念ではあるが(校正含め)、生物としての根元的な人間と犬との違いを総論的に述べており、たくさんのことが腑に落ちる。 著者は"超能力"と表現しているが、人間には理解し得ない微細な兆候や変化を見逃さない犬の観察力の高さに改めて舌を巻き、一方で、娯楽のために他種族を短絡的に虐殺し、さらには同種間で大義なく潰し合い殺し合う人間という存在の唾棄すべき愚かさに嘆息する。 また、著者自身もアイアイを主に研究してきた学者だということだが、霊長類学界のいわゆる主流派には良からぬ思いを抱いているようで、松沢哲郎を一刀両断しているのが面白い。 この書の本質的な鋭さを端的に表す記述がいくつかあるので、私が拙い言葉を連ねるより、少し長くなるがそれらを下に引用して終わりたい。 「客観性は人間の能力ではとうてい達しえない高みである。人間はあまりに多数の偏見によって自己の人格を形づくっているので、そのバイアスからしか事柄を判断できない。」(145ページ) 「犬は現在直下だけを生きることで『永遠に生きている』ものだから、人の絶望の理由はきちんと説明してもらわないと、理解できない。(中略)人は犬から論理を学ぶ。」(235ページ) 「犬は大好きな人のかたわらに常にいる。常にいっしょにいて、常に同意しながら、まったく異なる世界を見ている。その時、人は心が解放されるのを感じる。人同士の絡み合った妄想の関係から解き放たれているからである。」(240ページ) "おわりに"がまた、とりとめもない雑文と思いきや、秀逸。
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