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解読 ウェーバー 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 講談社選書メチエ706
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解読 ウェーバー 『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』 講談社選書メチエ706

橋本努(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2019/07/12
JAN 9784065165928

解読 ウェーバー

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商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2025/05/11

ウェーバーは「プロ倫」の最初のほうで、次のように問題を立てた。すなわち、プロテスタンティズムにおける「禁欲的な信仰の生活」と、「資本主義的な営利の生活」は、親和的関係にあるのではないか、と。その答えはここにある。すなわち、禁欲的プロテスタンティズムにおける「倫理」と「天職倫理」の...

ウェーバーは「プロ倫」の最初のほうで、次のように問題を立てた。すなわち、プロテスタンティズムにおける「禁欲的な信仰の生活」と、「資本主義的な営利の生活」は、親和的関係にあるのではないか、と。その答えはここにある。すなわち、禁欲的プロテスタンティズムにおける「倫理」と「天職倫理」のあいだには、定義において断絶があり、「天職倫理」に注目するなら、その内容は「資本主義の精神」とほぼ同じである、ということである。 これが「プロ倫」テーゼのタネ明かしである。「親和関係」とは、「日常生活の方法的合理化」の観点からみれば、「禁欲的プロテスタンティズムの倫理」と「禁欲的プロテスタンティズムの天職倫理」と「資本主義の精神」の三つはすべて親和的である。利潤や公共的関心という観点からみれば、「禁欲的プロテスタンティズムの天職倫理」と「資本主義の精神」は同じであり、その意味で親和的である。

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2024/10/10

小室直樹先生の本に幾度となく出てくるマックス・ウェーバーと「プロ倫」。 以前から読んでみたいと思っていたのですが、原本は難解で読破する勇気もないので解説書から読んでみる。 プロ倫の急所は、「プロテスタンティズムの世俗内禁欲は…消費を、とりわけぜいたくな消費を抑制したのであった。...

小室直樹先生の本に幾度となく出てくるマックス・ウェーバーと「プロ倫」。 以前から読んでみたいと思っていたのですが、原本は難解で読破する勇気もないので解説書から読んでみる。 プロ倫の急所は、「プロテスタンティズムの世俗内禁欲は…消費を、とりわけぜいたくな消費を抑制したのであった。他方で、その心理上の効果としては、伝統主義的な倫理の制約を破って、財の獲得を解き放つことになった。すなわち、利潤の追求を合法化するだけでなく、それが神の意志にかなうこととみなすことによって、利潤追求に対する伝統主義の桎梏を破壊したのである。」という部分だと思います。 禁欲的行動が資本主義の発展につながった、ということは、人間の行動に及ぼす宗教の影響が大きかったということ。 小室直樹先生は、明治維新後の日本では天皇がキリストの役割を果たし二宮尊徳が勤勉の象徴となった、つまり疑似的な西洋的キリスト教的社会を作り出したことが近代化につながった、というようなことを論じておられたと思いますが、これはプロ倫の主張に当てはまる我が国先人のもの凄いアイデアだったんだな。 本書でプロ倫のエッセンスが少しは理解できたと思うので、原本に挑む勇気を育んでいきたいと思います。

Posted by ブクログ

2022/01/24

ウェーバーのあの名著を解説するありがたい本。ただあがめるでもなく、おとしめるでもなく、現代の視点から誠実に検証して分かりやすく説明してくれる。専門家でないなら、原著を読まなくてもこの1冊で十分といっても過言ではない。

Posted by ブクログ