商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2019/07/10 |
JAN | 9784575522396 |
- 書籍
- 文庫
警官の目
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警官の目
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商品レビュー
3.7
17件のお客様レビュー
有名作家さんたちが書く短編警察小説。 [消えたホトケ 今野敏] 密室の事件現場からの死体消失の謎に三課窃盗捜査係の萩尾が挑む。プロの窃盗犯を相手にする刑事だからこその視点が面白かった。 [汚名 五十嵐貴久] 所轄の警務課員の千田と刑事殺しの罪を背負う元警察官の父のお話。父と子それ...
有名作家さんたちが書く短編警察小説。 [消えたホトケ 今野敏] 密室の事件現場からの死体消失の謎に三課窃盗捜査係の萩尾が挑む。プロの窃盗犯を相手にする刑事だからこその視点が面白かった。 [汚名 五十嵐貴久] 所轄の警務課員の千田と刑事殺しの罪を背負う元警察官の父のお話。父と子それぞれの思いが苦しかった。 [シェパード 美羽省吾] 所轄の強行窃盗係の佐田はとんでもなく身体能力の高い窃盗犯に逃げられてしまう。刑事と犯人の追いかけっこがワクワクするほど面白い。 [裏切りの日 誉田哲也] 刑事課課長の本宮は管内で起きた殺人事件を担当するもなかなか捜査は進まない。そんな中捜査一課長からあることを調べてくれと頼まれる。えっこれで終わり?と思ったら背中の蜘蛛という小説の第一部だということが判明
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警察小説の重鎮、中堅どころ4人の作家による文庫オリジナル短編集。 偶に読みたくなる刑事もの。 事件が発生して捜査本部が立ち上がる。 本部による捜査では働き方改革なんてもってのほかのブラックな労働環境。そこにカタルシスを感じてしまうのは昭和生れの名残りか。 本部と所轄、ベテランと若...
警察小説の重鎮、中堅どころ4人の作家による文庫オリジナル短編集。 偶に読みたくなる刑事もの。 事件が発生して捜査本部が立ち上がる。 本部による捜査では働き方改革なんてもってのほかのブラックな労働環境。そこにカタルシスを感じてしまうのは昭和生れの名残りか。 本部と所轄、ベテランと若手、幹部と下っ端。 組織、チームならではの人間模様には確執、軋轢が蠢く。 地道な捜査から浮かび上がる細々とした点と点。それを繋ぐ線はベテラン刑事の長年の経験とある種のカン。ベテランは新人若手を育てる。 ま、警察小説の醍醐味は語り尽くせない。 なので見応え十分な長編も捨てがたいが、キレの良い短辺もナカナカ。本書もそんな感じ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
4つの短編のうち、読んで良かったと思うのは今野敏と誉田哲也。 やはりリアリティが違う。 誉田哲也の一遍は「背中の蜘蛛」に続くらしい。 これはこれで楽しみ。 作品紹介・あらすじ 豪華執筆陣による警察小説アンソロジー。父親と同じく警察官になった男が、父の起こしたある事件の真相を知る「汚名」(五十嵐貴久)、大好評の萩尾警部補シリーズから「消えたホトケ」(今野敏)、事件解決の端緒に不審な……「裏切りの日」(誉田哲也)、かつてない逃走方法で逃げる犯人を追う「シェパード」(三羽省吾)の4編を収録。
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