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アサイラム・ピース ちくま文庫
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アサイラム・ピース ちくま文庫

アンナ・カヴァン(著者), 山田和子(訳者)

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アサイラム・ピース ちくま文庫

1,012

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2019/07/10
JAN 9784480436030

アサイラム・ピース

¥1,012

商品レビュー

4.2

20件のお客様レビュー

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2026/03/04

自分の性質に合っていたのか共感できるところがあったのか、読んでいる間は絶望のぬるま湯に浸かっているみたいで心地良かった。 ストーリーを楽しむためではなく、自分の心を楽しむための読書が出来た気がする。 己の心の有り様によって、世界が異質に変容する瞬間の、その歪さ・不自然さを、精密に...

自分の性質に合っていたのか共感できるところがあったのか、読んでいる間は絶望のぬるま湯に浸かっているみたいで心地良かった。 ストーリーを楽しむためではなく、自分の心を楽しむための読書が出来た気がする。 己の心の有り様によって、世界が異質に変容する瞬間の、その歪さ・不自然さを、精密に繊細に描いているように感じた。 だから幻想的なようでリアルでもある。 ストーリーを楽しむための読書も大好きなんだけど、気分が沈んでいる時はそうではないものを読みたい、そういう時にぴったりの本だった。

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2025/05/22

この絶望感と閉塞感、うっすら著者の実体験から来るものかなと推察できたけど、文字に起こすこと、物語にすることが著者を現実世界に引き留めていたと記した後書きに熱くなるものを感じた。人間誰もが抱えうる絶望以上に、物語が辛い現実に抗うための希望になりうるというメッセージに自分は共感してし...

この絶望感と閉塞感、うっすら著者の実体験から来るものかなと推察できたけど、文字に起こすこと、物語にすることが著者を現実世界に引き留めていたと記した後書きに熱くなるものを感じた。人間誰もが抱えうる絶望以上に、物語が辛い現実に抗うための希望になりうるというメッセージに自分は共感してしまう。 著者の抱えた悲しみと現実世界に引き留めた証が時間を超えて書店に小説として並んで共感する人が現れる。大袈裟かもしれないけど、読書の意義を新たに見出したような気がした。

Posted by ブクログ

2025/05/14

精神を病み、薬物中毒者でもあった女性の書いた散文なのか短編集なのか、ともかく不穏な1冊。 とっつきにくい本だけれど、精神の不調を体験したことのある人なら『ああ、あの感じね』、って分かるかも知れない。

Posted by ブクログ