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テーマパーク化する地球 ゲンロン叢書003
2,530円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ゲンロン/トランスビュー |
発売年月日 | 2019/06/11 |
JAN | 9784907188313 |
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テーマパーク化する地球
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テーマパーク化する地球
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商品レビュー
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9件のお客様レビュー
アメリカは富裕層と貧困層の二極化がひどく、まさにそれは悪だと批判する人もいるが裏を返せば中間層にとっては開かれた公共性がある。命題に隠された逆の意味を読み取ることも大切。 地球はフラット化している。それはどこでも同じようなことが経験できるということ。もし観光地や旅に出たときはそ...
アメリカは富裕層と貧困層の二極化がひどく、まさにそれは悪だと批判する人もいるが裏を返せば中間層にとっては開かれた公共性がある。命題に隠された逆の意味を読み取ることも大切。 地球はフラット化している。それはどこでも同じようなことが経験できるということ。もし観光地や旅に出たときはその土地でしか経験できないことを試すべき。差別化されたものに価値がある。 地球がフラット化した今、旅の役割は何であろうか。ネットで検索すれば情報は何でも一瞬で手に入る。しかし、私達は無知だ、知識が乏しい。欲望不足に悩まされている。旅に出ることによって新たな言葉、知見に発見がある。テーマパークに行くとしてもその場所に行くだけで新たな言葉との出会いがある。 旅先で印象に残ったことは大体はあの場所が良かった、あの料理が美味しかったなど。それは誰にでも感じることができるもの。旅に行ったからこそ生まれた思考を持つことが大切。 相反する2つの意見があるとき、属している他方の意見に目を向けてみる。何が正しいのかは人によって変わる。 みんなで決める、今の幸せを守ることは本当の合理性ではない。現在自分に不利があったとしても多少妥協する事が有利なこともある。 私たちは常に倫理を守る必要はない。守らないのであればその言い訳を精密に考えるのが人間の知性の使い方である。 資本主義らしからぬ「誤配」が消費者の欲望を満たせるものとなる。期待を1%超えると感動になる。
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ブクログさんの好意がなければ出会っていなかった本。東浩紀さんの本は『存在論的、郵便的』『動物化するポストモダン』で読んでいた。しかし、大学人でなく、在野の人間として活躍されていることに心動かされた。 第五部は特に響いた。資本主義を越えるものとして、誤配という、おそらくデリダのア...
ブクログさんの好意がなければ出会っていなかった本。東浩紀さんの本は『存在論的、郵便的』『動物化するポストモダン』で読んでいた。しかし、大学人でなく、在野の人間として活躍されていることに心動かされた。 第五部は特に響いた。資本主義を越えるものとして、誤配という、おそらくデリダのアイデアを元にしているものだろうが、それが呈示されていた。資本主義は労働力を一つの価値として、一元的に等価交換されるものだった。それを偶然性によるサプライズという形で、置き換え可能でないものとして、チャレンジしている。 私の記憶するに、茂木健一郎さんの『クオリアと人工意識』では、医者のスペシャリスト、数学のスペシャリスト、家事のスペシャリストを一つにしてしまえば、[大きな私たち]が出来上がり、素晴らしい知性が作られるということを引用していた。そして、それは全体主義の気配を感じる。 スペシャリストは比較的に置き換え可能でないが、[大きな私たち]には置き換え可能だ。 話がまとまらなくなったが、私にとって全体主義は悪であるのは認めるけれども、資本主義がいいかというと、悩ましい。そもそも自由だって限定的な自由の方が都合がいいし、そこそこ平和に暮らせて美味しいご飯が食べられて楽しみがあったら、十分ではないか?それに飽きたら観光旅行して勉強になったな、とか。ずいぶん落ちこぼれてしまったけど、そんなざまです。四十を前にして。
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2011年の東日本大震災以降の原稿から批評と社会の関係を考察したものを中心に集めた評論集。テーマは、世界のテーマパーク化、慰霊と記憶、批評の役割。批評や哲学という表現にとって、結論にたどりつくまでの過程を記録した雑多の文章は、ときに主著以上に重要だから。 ゲンロンって、すごい活...
2011年の東日本大震災以降の原稿から批評と社会の関係を考察したものを中心に集めた評論集。テーマは、世界のテーマパーク化、慰霊と記憶、批評の役割。批評や哲学という表現にとって、結論にたどりつくまでの過程を記録した雑多の文章は、ときに主著以上に重要だから。 ゲンロンって、すごい活動をしているんだなって初めて知りました。コンテンツ作成者が経営者であって初めて提供できる経験…ほんとに、今だけ、ここだけ、ですねー
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