商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2019/06/27 |
JAN | 9784065137598 |
- 書籍
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線は、僕を描く
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線は、僕を描く
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商品レビュー
4.2
584件のお客様レビュー
水墨画の世界…今まで生きてきて縁遠かったこともあって、この作品を読まれた方は結構高評価にも関わらず、読むのを躊躇してしまっていた作品です。今回この作品と、この続編である「一線の湖」を2作品とも図書館から借りられるチャンスに恵まれたこともあって、読んでみました。 主人公の青山...
水墨画の世界…今まで生きてきて縁遠かったこともあって、この作品を読まれた方は結構高評価にも関わらず、読むのを躊躇してしまっていた作品です。今回この作品と、この続編である「一線の湖」を2作品とも図書館から借りられるチャンスに恵まれたこともあって、読んでみました。 主人公の青山霜介は、両親を事故で亡くし生きる希望を見いだせないまま大学生に…。友人の古前から、誘われた展示会設営のバイトで、日本を代表する水墨画家の篠田湖山と運命の出逢いをします。湖山の一存で弟子になった霜介は、湖山と湖山がその力を認める藤堂翠山、門下の水墨画家と共に過ごす時間を得ながら、水墨画を通して自らの生き方を模索していくストーリー。 「…まじめというののはね、悪くないけれど、少なくとも自然じゃない」 「君は今日、挑戦した。それが、まずはとても大事…挑戦と失敗を繰り返して楽しさを生んでいく…」 「できることが目的じゃないよ。やってみることが目的なんだ」 この作品を読んでも、正直水墨画のことは私の想像力が欠如しているのか、あまりピンとくるものはなかったんです。普通の大学生である霜介が、今までまるで縁のなかった水墨画の世界に飛び込み、短期間で誰もが認める水墨画家になれるものなのかな??とか、どうしても思ってしまったので、この評価です。だけど、上記にあげた作中の所々に胸に染み入るような文章があって…それがすごくよかったし、一瞬、自己啓発本なのか??と感じてしまったくらいです。
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私はこういう『ある世界を極める』お話が好きだ。 自分の知らなかった世界の奥深さを疑似体験できるから。 きっと、この先、私が水墨画を描くことはないだろう。 でも、今までまるで興味のなかった水墨画を、今度は立ち止まって、鑑賞するだろう。 そして、無機質な物に囲まれている気でいた自分の...
私はこういう『ある世界を極める』お話が好きだ。 自分の知らなかった世界の奥深さを疑似体験できるから。 きっと、この先、私が水墨画を描くことはないだろう。 でも、今までまるで興味のなかった水墨画を、今度は立ち止まって、鑑賞するだろう。 そして、無機質な物に囲まれている気でいた自分の周りの生命に、ふと心を寄せるだろう。 この本を読んで良かった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
失敗することが楽しければ、成功したらもっと楽しいに決まってる また新しい世界を知れた。水墨画! 著者も水墨画家なんだね。 湖山先生が青山くんを見つけてくれてよかった。たくさんの金言に出会えてよかったー。メモしたからたまに見返そ。続編も読む!
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