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インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル
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インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル

ケン・ウィルバー(著者), 加藤洋平(訳者)

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インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本能率協会マネジメントセンター
発売年月日 2019/06/01
JAN 9784820727347

インテグラル理論

¥3,080

商品レビュー

4.7

4件のお客様レビュー

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2025/02/02

2025年2月2日、メルカリから「めいちゃん」や「ファスト&スロー」の新着通知の期限切れの通知が来て設定を見直してたら、「世の初めから隠されていること」が6600円で出ており、その出品者がこの本を出してた。2100円。「インテグラル理論」という言葉を初めて知ったが評価高く内容も興...

2025年2月2日、メルカリから「めいちゃん」や「ファスト&スロー」の新着通知の期限切れの通知が来て設定を見直してたら、「世の初めから隠されていること」が6600円で出ており、その出品者がこの本を出してた。2100円。「インテグラル理論」という言葉を初めて知ったが評価高く内容も興味深い!

Posted by ブクログ

2021/01/04

人間成長について書かれた本。様々な発達段階理論を統合的にまとめる試みをしており、キーガンの理論・本などと比べると理解が難しい。 一方で、インテグラル理論の考え方自体には共感する部分も多く、最近自分自身でも感じていた「分化から統合」の考えとも似たものだったので、スッと頭に入ってきた...

人間成長について書かれた本。様々な発達段階理論を統合的にまとめる試みをしており、キーガンの理論・本などと比べると理解が難しい。 一方で、インテグラル理論の考え方自体には共感する部分も多く、最近自分自身でも感じていた「分化から統合」の考えとも似たものだったので、スッと頭に入ってきた。 内面(美)を成長させるには、文化(善)や社会システム・科学(真)が連関していることを認識し、同時に発達させる必要がある。言い換えると、内面だけの発達を志してもそこには限界があるということ。 また、自分がオレンジorグリーンの段階にいるためか、「全ての発達段階に意味があり、高次の発達段階の人々も、皆最初は低次の発達段階からスタートしている。大切なのは各発達段階を否定する(オレンジ)わけでも、そのままで良いとする(グリーン)わけでもなく、各発達段階が健全な発達スパイラルにある状態になることを支援すること」という考え方。 また数年後に読み返したい。

Posted by ブクログ

2019/10/23

「ティール組織」のベースにもなった理論モデルであり、社会のあらゆる事象を理解・整理するための枠組み(またはメタ理論)である「インテグラル理論」の概要を解説した入門書。 インテグラル理論は、縦軸に「個人」と「集団」、横軸に「内面」と「外面」を配した四象限で構成されており、例えば「...

「ティール組織」のベースにもなった理論モデルであり、社会のあらゆる事象を理解・整理するための枠組み(またはメタ理論)である「インテグラル理論」の概要を解説した入門書。 インテグラル理論は、縦軸に「個人」と「集団」、横軸に「内面」と「外面」を配した四象限で構成されており、例えば「個人の内面」は自己の意識であるのに対し、「個人の外面」は脳科学や生物学的領域であり、「集団の内面」には文化や文明が、「集団の外面」には社会制度や環境が位置づけられる。またそれぞれの象限ごとに、発達の段階である「レベル」、並行して発達する複数の領域(「ライン」)、レベルやラインごとに生じる意識の状態(「ステート」)、さらにはジェンダーなどの「タイプ」があり、これら5つの要素が重層構造として存在している。 本理論により、「科学vs宗教」や「保守vsリベラル」といった対立軸の本質と解決策が説明できるほか、フランシス・フクヤマやサミュエル・ハンティントンら著名な理論家の考えがどのように位置づけられるのか、あるいは本理論を応用することでビジネスや医療・教育にどのように生かせるのかを解説している。著者が強調するのは、偏りのない「全象限・全レベル」のアプローチであり、また発達の段階(レベル)を上がることは前段階を否定することではなく、むしろ包含して進む「入れ子構造」と捉え、各段階がもつ他の要素における「違い」を尊重しつつ、その中でも共通的な要素の探求を通じ、自己や自集団を超えてより「統合」された世界観を構築することであり、本理論はそのための「地図」になる可能性を秘めている。入門編とはいえ非常に多岐にわたる内容を一冊に凝縮しており、やや難解な記述や冗長な部分もなくはないが、読み応えのある良書。

Posted by ブクログ