ハピネス・カーブ 人生は50代で必ず好転する

ジョナサン・ラウシュ(著者), 多賀谷正子(訳者)

• 販売会社／発売会社: CCCメディアハウス
• 発売年月日: 2019/06/14
• JAN: 9784484191058

商品レビュー

2024/01/08

ハピネスカーブとは、「幸福度は、青年期から減少し、中年期で最低になり、老年期で向上するというU字カーブ」のことです。
このカーブは、チンパンジーなどの類人猿でもみられる！そうです。
一般的に老年期は、心も体も衰えると思われていますが、幸せ度数は、グイグイあがるというのは、いいですね！
参考になりました。

2021/02/20

人の幸福感は年齢に影響される。中年期特有の幸福感の低下について解説し、スランプ脱出法を紹介した書籍。

「年齢」は「幸福度」に影響を与える。
複数の調査によれば、中年は若者や老人よりも幸福度が低い。グラフ化すると、50歳前後が最も低く「ハピネス・カーブ（幸福曲線）」と呼ばれるU字曲線になる。

ハピネス・カーブは、「将来に対する期待」と関係がある。
若い頃は将来への期待が大きい。その分、現実との差が大きく、失望感を味わう。だが、時が経ち、何度も失望感を味わうにつれ、過大な期待は消えていく。50代以降になると、期待と現実との差が少なくなり、後悔や失望がなくなる。

加齢とともに精神や肉体も衰える、という考えは正しくない。例えば、研究によって、次のようなことがわかっている。
・ストレスは、50歳を超えた頃から少なくなる。
・人生経験の積み重ねにより、感情が落ち着いていく。
・歳を重ねると、悪い出来事への対処の仕方が上手になり、うつ病になりにくくなる。

中年期のスランプから、自力で抜け出すための方法には、次のようなものがある。
・中年期に不安感を抱くのは特別なことではない、と理解する。
・自分より成功している人と、自分とを比べない。
・瞑想して、マインドフルな状態をつくる（今のことだけを考える）。すると不安感が減り、ポジティブな感情が増す。
・つらい気持ちを1人で抱え込まず、カウンセリングやセラピーを利用するなどして、他人に話す。
・中年期のスランプは深い傷を残すものではなく、いつかは終わる。そう思い、上向く日がやってくるのを待つ。

2020/01/23

話題になっていたので図書館に予約
かなり待って図書館から借用

他の本で忙しくて途中で断念して返却