商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ハーパーコリンズ・ジャパン |
発売年月日 | 2019/06/17 |
JAN | 9784596552099 |
- 書籍
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短編画廊 絵から生まれた17の物語
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短編画廊 絵から生まれた17の物語
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商品レビュー
3.7
25件のお客様レビュー
恥ずかしながら私自身は本書を読むまで作品と名前が一致していなかったのだけれど、米国では誰もが知る巨匠エドワード・ホッパー。 様々な作家の作品からなる『短編回廊』とは違って、一冊丸ごとエドワード・ホッパーの絵画から紡がれた物語はどこか懐かしく、登場人物とはこれまでもドラマや映画、小...
恥ずかしながら私自身は本書を読むまで作品と名前が一致していなかったのだけれど、米国では誰もが知る巨匠エドワード・ホッパー。 様々な作家の作品からなる『短編回廊』とは違って、一冊丸ごとエドワード・ホッパーの絵画から紡がれた物語はどこか懐かしく、登場人物とはこれまでもドラマや映画、小説などで出会っていたような不思議な既視感と絵そのものから漂う危うい気配にゾクゾクした。おもしろかった!
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編集者ローレンス・ブロックが選んだエドワード・ホッパーの絵について、旧知の作家に短編を依頼。作品はどれも2016年に書かれている。 「夜鷹ナイトホークス」マイクル・コナリー シカゴ美術館にある「NIGHTHAWKS」(1942作)という絵についての「夜鷹ナイトホークス」という...
編集者ローレンス・ブロックが選んだエドワード・ホッパーの絵について、旧知の作家に短編を依頼。作品はどれも2016年に書かれている。 「夜鷹ナイトホークス」マイクル・コナリー シカゴ美術館にある「NIGHTHAWKS」(1942作)という絵についての「夜鷹ナイトホークス」という短編。ボッシュが出てくる。ここに出てくるボッシュは1人で少女を見張って、雰囲気がフィリップ・マーロウみたいだった。なかなかよかった。 シカゴ美術館にある「NIGHTHAWKS」の絵の前でしきりにメモをとる少女をボッシュは見張っている。絵の前にある長椅子の端に少女は座り、一方の端にボッシュが座ると、その間に引率された日本人高校生3人がすわる、などという場面がある。 少女に気づかれ、あなたはこの絵の中の誰? と問われ、一人奥を向いてる男かな、と答える。 シカゴの寒さに慣れていないボッシュ、少女、そして依頼人は少女の父であることなどが明かされる。 後半でボッシュの現在の立場が明かされ、私立探偵になってまだ日が浅く、ロス市警をやめてから1年にもなっていなかった、とある。 フランク・モーガンが「ララバイ」を演奏しているのを聴くと仕事がはかどる、というか所もあり、「ヒーローの作り方」で明かされた、マイクル・コナリーの言葉を思い出し、ああ、出て来たとうなずいた。 コナリーはボッシュ・シリーズ第1作を書いている途中で、この「ナイトホークス」の絵を知り、作品の最後にこの絵を登場させた、とある。 表紙は「HOTEL LOBY」1942 「その出来事の真実」リー・チャイルドが書く。 「ROOM IN NEW YORK]1932作 では スティーブン・キングが「THE MUSIC ROOM」を書く。 これはキングらしい、残酷ホラー。 部屋の一室で男は新聞を読み、女はピアノに手をあてている。奥には別な部屋に通じるドアがみえる絵。このドアの奥からドスンという音が聞こえてくるのだ。 2019.6.17第1刷 図書館
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エドワード・ホッパーの絵をテーマにしたアンソロジー。著者によって作風が全く異なるが、ミステリ多めの17篇。 〝キャロラインの話〟、〝海辺の部屋〟、〝夜のオフィスで〟が好み。 ボッシュシリーズのマイクル・コナリー、ジェフリー・ディーヴァーやスティーブン・キングの短篇を読めたのもミ...
エドワード・ホッパーの絵をテーマにしたアンソロジー。著者によって作風が全く異なるが、ミステリ多めの17篇。 〝キャロラインの話〟、〝海辺の部屋〟、〝夜のオフィスで〟が好み。 ボッシュシリーズのマイクル・コナリー、ジェフリー・ディーヴァーやスティーブン・キングの短篇を読めたのもミステリ好きとしては嬉しい。
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