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生命の歴史は繰り返すのか? 進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む
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生命の歴史は繰り返すのか? 進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む

ジョナサン・B.ロソス(著者), 的場知之(訳者)

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生命の歴史は繰り返すのか? 進化の偶然と必然のナゾに実験で挑む

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 化学同人
発売年月日 2019/06/01
JAN 9784759820072

生命の歴史は繰り返すのか?

¥3,080

商品レビュー

4.5

12件のお客様レビュー

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2022/05/21

"ありえなさげな運命:宿命と成算と進化の未来” めちゃ面白かった。良い原題ですねぇ。まあ起こらなさそうなデステニー(自分で切り開くというか、選択的な感じの運命)、フェイト(どうしようもない運命)、成算、それに進化の未来。わくわくするねぇ。5年ほど前の書籍なので、研究系と...

"ありえなさげな運命:宿命と成算と進化の未来” めちゃ面白かった。良い原題ですねぇ。まあ起こらなさそうなデステニー(自分で切り開くというか、選択的な感じの運命)、フェイト(どうしようもない運命)、成算、それに進化の未来。わくわくするねぇ。5年ほど前の書籍なので、研究系としてはちょっと古いような感じを受ける方も多いと思うが、なんちゅうても163年前の『種の起源』がまだ現役なので、名著に新旧はないと思う(分野と題材によりけりか)。ロソス博士はネイチャーやサイエンス連発の世界トップレベルの有名研究者。ここんところ進化生命学の文献やら書籍を読んでいたので、其の中でもかなり読み物として面白かった。ロソス博士の冒険譚的な面白さ。グールドの”Wonderful life : the Burgess Shale and the nature of history”が、リファレンスでめちゃ出てくるので、未読の人は読んでおくと、さらにわかりみが深くなると思います。という、私もめちゃくそ昔に読んだので、再読せねばと思う。 研究の手法やら結果だけでなく、その時に起こったプチエピソードや、別の話や、いろんなアドベンチャーや失敗なども盛り込まれていて、臨場感がある。もちろんアノール(爬虫類)やグッピーだけでなく、色々な別の研究者の仕事やらも平易な言葉で説明され、理解が深まる。ハエはやっぱり進化実験の王道っぽく感じるねぇ(旧人類なので、笑)。 運命と偶然、人の誕生は不可避だったのかっ?!これからもまだまだ掘りどころの多い、よみごたえのある分野だと思います。 やっぱり収斂進化はおもしろい!!

Posted by ブクログ

2020/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

糞面白!! 収斂進化によって進化は決定論的だとする説と、そうではないう実験結果やカモノハシのような実例を上げ、解説するもの。 この種の本としては専門的になりすぎず分りやすい。ワクワクするので、ページをめくる手がとめられなかった。 進化について創作で設定を織り込みたいときは、収斂進化について、こんな感じの知識を仕入れておくと良いと思う。 SFは特に。

Posted by ブクログ

2020/07/24

面白い。読みやすい。著者は有名な研究者だが、最初は科学ライターが書いたのかと思ったほど。「進化は必然か、それとも偶然か」。まず、テーマがいい。ワクワクする。それが提出される序章と、結論を展開する終章は、文句なしの面白さで、エンターテイメントとして見ても上質だと思う。中間部では、そ...

面白い。読みやすい。著者は有名な研究者だが、最初は科学ライターが書いたのかと思ったほど。「進化は必然か、それとも偶然か」。まず、テーマがいい。ワクワクする。それが提出される序章と、結論を展開する終章は、文句なしの面白さで、エンターテイメントとして見ても上質だと思う。中間部では、その肉付けとして様々な研究が紹介されるが、やや退屈に感じた。達者な描写にも関わらず。でも、この部分を読んで、研究者の手法や発想法に馴染んだことで、その後、新聞の科学記事などを読んだときに深く理解できるようになった。思わぬ副産物。

Posted by ブクログ

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