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陸王 集英社文庫
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陸王 集英社文庫

池井戸潤(著者)

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陸王 集英社文庫

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2019/06/21
JAN 9784087458831

陸王

¥1,430

商品レビュー

4.6

99件のお客様レビュー

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2025/12/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

足袋の老舗「こはぜ屋」が、足袋の業績悪化を危惧し次なる一手としてランニングシューズ業界に参入しようと孤軍奮闘する。 色々な仲間を得て、自社の従業員の力も借りながらついに目標であるトップランナー・茂木選手に「陸王」を履いてレースに出てもらうのだが…。 勧善懲悪が得意な筆者であるが、それほど色は濃くない。経営というものの困難さを前面に打ち出しているストーリーだ。物事はうまく行かない。うまいくいったかと思ったら問題が山積してしまう。失敗しているからこそ、見える景色もあるし支えてくれる存在にも気付かされるのだ。 うまく行っている時に人が集まってくるのは当たり前。辛い時に寄り添い励ましてくれた「陸王」の思いと、堂々と走り切った茂木選手の思いがリンクした時に胸が熱くなった。

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2025/12/05

池井戸さんの代表作によくみられる、次々に課題にぶつかり、競合相手あり、金融機関とのやりとりありで、同じような構図なんだけど、面白いんだよね。不思議。 他の作品より、嫌な奴が少ないのがいいのかも。 また、こばせ屋のチームワークというか結束に小さな感動が何度もきて、電車でハナを啜っ...

池井戸さんの代表作によくみられる、次々に課題にぶつかり、競合相手あり、金融機関とのやりとりありで、同じような構図なんだけど、面白いんだよね。不思議。 他の作品より、嫌な奴が少ないのがいいのかも。 また、こばせ屋のチームワークというか結束に小さな感動が何度もきて、電車でハナを啜ってしまった

Posted by ブクログ

2025/11/10

老舗業者が時代の流れで業績が落ち込み、新規事業に手を出して失敗するという話は巷に溢れている。 本作は老舗業者に足袋メーカー「こはぜ屋」を設定しているが、この足袋というのが絶妙な設定だと思う。自分自身が履いたこともないし周囲でも見ない足袋という履き物。年々市場が減少していることは想...

老舗業者が時代の流れで業績が落ち込み、新規事業に手を出して失敗するという話は巷に溢れている。 本作は老舗業者に足袋メーカー「こはぜ屋」を設定しているが、この足袋というのが絶妙な設定だと思う。自分自身が履いたこともないし周囲でも見ない足袋という履き物。年々市場が減少していることは想像に難くないが特定の需要はある。この状況下で苦戦している老舗がランニングシューズ業界に参入しようという話だ。 正直言って本作はおとぎ話に近いとは思う。作中では巨大シューズメーカーの「アトランティス」が利益重視でアスリートに寄り添わない姿勢が仇となって臍を嚙むことになるが、現実はナイキやアディダスといった世界的なシューズメーカーは、多額の研究・販促費に加えてアスリートと密なコミュニケーションを取っているからこそ学校や企業に採用されているはずだ。世の中そんなに甘くはない。 そうは言いながら、本作は池井戸潤お約束の善玉と悪玉が割と分かりやすく描き分けられているし、敵の卑劣な妨害工作も予定通りだ。最後に一発逆転の池井戸潤ファンタジーとしてはとても面白い作品だと思う。

Posted by ブクログ