商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2019/05/22 |
| JAN | 9784097268482 |
- 書籍
- 児童書
字のないはがき
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字のないはがき
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商品レビュー
4.2
47件のお客様レビュー
向田邦子のあまりにも有名な戦争風景の家族エッセイ。 その絵本が出てたなんて。 しかも西加奈子が、文を改めていたなんて。 そういう時代なのか…。 もう向田邦子も古典なのか…。 しかし、驚くほど変わらない衝撃とあたたかみを我々現代人に与えてくれる。 やっぱり向田邦子、読むべきだよな...
向田邦子のあまりにも有名な戦争風景の家族エッセイ。 その絵本が出てたなんて。 しかも西加奈子が、文を改めていたなんて。 そういう時代なのか…。 もう向田邦子も古典なのか…。 しかし、驚くほど変わらない衝撃とあたたかみを我々現代人に与えてくれる。 やっぱり向田邦子、読むべきだよなあ。
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まだまだとっとこ絵本図書館から。 向田邦子さんのエッセイを原作にして、「八日目の蝉」や「対岸の彼女」でお馴染みの角田光代さんが文を、「きいろいゾウ」や、「サラバ!」などなど人気著書多数の西加奈子さんが絵を担当している異色の絵本。 誰に感情移入するかで読み方が何度でも変えられる...
まだまだとっとこ絵本図書館から。 向田邦子さんのエッセイを原作にして、「八日目の蝉」や「対岸の彼女」でお馴染みの角田光代さんが文を、「きいろいゾウ」や、「サラバ!」などなど人気著書多数の西加奈子さんが絵を担当している異色の絵本。 誰に感情移入するかで読み方が何度でも変えられる。 とても簡単で短くやさしい文章だけど、力強い西さんの絵の迫力で、戦争時の緊迫感が伝わってくる。 どれだけ不安だっただろう。 どれだけ心配だっただろう。 戦時下の生活は、もう私たちにとっては小難しそうな映画や小説でしか、 そして自分から進んでそういったものをとりにいかなければ、全然わからないものになっている。 たとえ、海の向こうでまた、そんな状況に陥っている他の国が、現実にあるんだということを知っていても、だ。 この絵本には、今の私たちが身近に経験したことのないわかりやすく残酷な情景描写も、派手な戦闘によるあからさまな恐怖の心理描写もない。 おとうさん、おかあさん、いもうとたちと、おとうとがいる家族の中。 やさしい、短い言葉で、 強い迫力のある絵で、 ほんの少し想像すれば自分ごとにできそうな感情を呼び覚ます。 読んで、自分なりにそういうことをちゃんと感じるきっかけになる本だと思う。 「アンネの日記」や「夜と霧」を読むことが無理でも、この絵本ならじゅうぶん戦争について、自分ごとにひきよせて考えることができるんじゃないでしょうか。
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- ネタバレ
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学生の頃、何かの授業で読みました。国語?道徳?どちらかだと思うんだけど。 授業のこと、基本覚えていない私が、これだけは、よく覚えていました。 どなたの作だったのかは、知りませんでしたが、まさか、向田邦子さんだったとか。 なんの授業だったんだろう。 元気だった妹の弱っていく様子や、お父さんのことをおもうと、なんとも言えない気持ちになったのを覚えています。
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