商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2019/05/17 |
JAN | 9784087458756 |
- 書籍
- 文庫
あのこは貴族
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あのこは貴族
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商品レビュー
4.1
354件のお客様レビュー
映画を観てから読みました。映画では語られなかった部分にすごく共感したし、腑に落ちた。 私は田舎出身で実家も訳ありなので、東京に対しての美紀の気持ちが痛いほどわかる。地元に18年住んで、東京に出てきてもうすぐ18年経とうとしている。それが嬉しくもあり、誇らしくもあり、そう感じてしま...
映画を観てから読みました。映画では語られなかった部分にすごく共感したし、腑に落ちた。 私は田舎出身で実家も訳ありなので、東京に対しての美紀の気持ちが痛いほどわかる。地元に18年住んで、東京に出てきてもうすぐ18年経とうとしている。それが嬉しくもあり、誇らしくもあり、そう感じてしまうことが悲しくもある。そんな自分の気持ちに気付かされました。 東京出身の華子ようなお家で育った友達はこの本を読んだらどう思うんだろうな。
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感想がむずかしいw 何度も書き直している。ついあらすじをダラダラ書いてしまう。 この物語は、階層についてと、分類について•••が描かれている。 主人公?の華子はカトリック系のお嬢様学校でエスカレーター式に大学を卒業し、実家は松濤だ。 松濤に家があるというだけで、お金持ちのレッテ...
感想がむずかしいw 何度も書き直している。ついあらすじをダラダラ書いてしまう。 この物語は、階層についてと、分類について•••が描かれている。 主人公?の華子はカトリック系のお嬢様学校でエスカレーター式に大学を卒業し、実家は松濤だ。 松濤に家があるというだけで、お金持ちのレッテルがつく。 その華子はお見合いを何度かするうち、やっと理想の男性に出会うのだが、「やはり自分はこのクラスの人でないとダメだ」と思う。その相手とは幼稚舎から慶應に通い、実家は代々家業を営んでいる、これまたもうひとクラス上の青木幸一郎。ルックスもばっちり。 その幸一郎には都合の良い女友達がいて、それが美紀。受験で慶應大学に合格して上京してきた。しかし親の都合で中退しなければならなくなり、そこから自力で東京でがんばっている。 この3人が、それぞれ自分の立場や理想で動き、かかわってゆく。 上の階層の人たちはその階層の人としか付き合わず、また同じ階層であっても、「結婚組」「独身組」などという目に見えない壁でカテゴライズされている。 結局どこにいれば自分が自分らしくいられるのか、それを見つけるためにあれこれ人は頑張っているのか?そんな風に思う。 ただ、私は階層は仕方ないとしても、このカテゴライズする人たちは好きじゃない。結婚してても子供がいてもいなくても、気の合う人はたくさんいるのに、と思う。 結局その人個人がどこに所属するかは生まれ持ったものと、その先の生き方によるのだと、そんな風に思う。 あ、あと、お金持ちに生まれたら、それはそれですごく大変で、庶民には分からない苦労もあるのだなと知るw
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映画を観て面白かったので、本書を手にした。 映画の脚本家が原作からどの部分を抽出して1本の映画にまとめたか、編集の工夫が想像できて面白かった。また映画では語られない登場人物の気持ちや、映画とは違った結末など、小説ならではの部分も楽しめた。
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