1,800円以上の注文で送料無料

世界のへんな肉 新潮文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

世界のへんな肉 新潮文庫

白石あづさ(著者)

追加する に追加する

世界のへんな肉 新潮文庫

506

獲得ポイント4P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2019/04/26
JAN 9784101013619

世界のへんな肉

¥506

商品レビュー

3.7

31件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

食べるのは、愛なので。 世界中を旅してきた著者が、世界の様々な場所で味わった肉について、そしてそこで出会った人々について語る。 どんな肉を食べたことがあるだろうか。牛・豚・鶏あたりは多くの人が恒常的に食べているだろう。お正月などで羊・鴨・猪、ところかわれば馬・うさぎ・アヒル、海も入れれば鯨など。ここまでは自分も食べたことがある。ジビエに親しむ人なら鹿や熊も食べたことがあるかもしれない。 日本だけでもこれだけバリエーションがある肉食である。世界を眺めれば信じられないものを食べている。アルマジロが一番驚いた。そんなの食べられると思わないよ…と。不味かった肉もあるようだが、著者は怯まない。見つけたら挑戦していくスタイルである。それはもう愛なのだ。

Posted by ブクログ

2024/07/10

世界中をまわって著者が食べた、まさに「へんな肉」のオンパレード。 ラクダ、キリン、ガゼル、インパラ、アルマジロ、トナカイ、ビーバーなどなど。 そして、食材にあわせて、いろいろな調理をしているけれど、味は美味しかったり、残念だったり。それらをしっかり食リポしてくれている。 日本人に...

世界中をまわって著者が食べた、まさに「へんな肉」のオンパレード。 ラクダ、キリン、ガゼル、インパラ、アルマジロ、トナカイ、ビーバーなどなど。 そして、食材にあわせて、いろいろな調理をしているけれど、味は美味しかったり、残念だったり。それらをしっかり食リポしてくれている。 日本人にとって「へんな肉」だけど、現地の人にとってはいつもの食事。「美味しいよ。ぜひ食べてみて」と勧めてくれる。 そんな出会いや文化の違いも垣間見れて、楽しい。 また、ダチョウに襲われたり、水牛の乗り心地の悪さに牛酔いしたり、ホテルの部屋に幽霊?が出たりと、旅のハプニングも面白い。 著者の好奇心と行動力、コミュニケーション能力の高さに感心しつつ、どこか旅に出たくなった。 ただし、私は、旅先で、美味しいものをお腹いっぱい食べたい派ですが。

Posted by ブクログ

2024/06/22

お腹が異常に頑丈である。 折り返し地点をとうに過ぎた人生の中で、いわゆる"お腹を壊した"経験は数えるほどしかない。胃腸風邪の時を除けば片手の指で数えられるくらいではなかろうか。 ****** 「世界のへんな肉」 もうこのタイトルだけで大好物である。 「世界のへんな肉」 これは...

お腹が異常に頑丈である。 折り返し地点をとうに過ぎた人生の中で、いわゆる"お腹を壊した"経験は数えるほどしかない。胃腸風邪の時を除けば片手の指で数えられるくらいではなかろうか。 ****** 「世界のへんな肉」 もうこのタイトルだけで大好物である。 「世界のへんな肉」 これはもう"声を出して読みたい日本語"に加えてもいいのではなかろうか。 著者は、著者自身にしかわからない理由である日会社を辞め、世界一周の旅に出る。 そして土地土地のいろんなものを食うのだ。 どこでどんな人に出会い、どんな風俗に触れ、どんな乗り物に乗り、どんな体験をしたか。 多彩なものごとを語る切り口がそこで食べた物、特に"肉"である。 だから、肉のことがものすごく詳しく解説されているわけではない。料理や食材のディープな情報が知りたい人には本書は物足りないかもしれないが、私にはものすごく面白かった。 ところ変われば品変わる、の諺どおりにびっくりするような食材(肉だけではなく)が食卓に上がる、それぞれの国の食文化は刺激的だ。 美術学校出身という著者自身によるイラストがまた可愛くて愉快でわくわくする。 同じ目に遭いたいか?と聞かれると後ずさりしてしまうが、未知の食材に出会ったらチャレンジしてみようという勇気がもらえた気がする。 若い頃にこういう冒険、やってみたかったなあ。 せっかくお腹も丈夫なんだし。 著者が訪れた国や地域の中には、政情が不安定であったり紛争その他たくさんの問題を抱えた場所もあるのだろう。能天気に「行ってみた〜い」なんて言えるものではない、かもしれない。 でも、一緒に食卓を囲めるのって相手を知って世界を共有する第一歩でもあると思う。 ****** 若い頃に経験した数少ない海外旅行で、一緒に行った人たちがことごとくお腹を壊す中、私はピンピンしていた。 気をつけていたのは「生水を飲まない」ことくらいであった。鋼のお腹である。 丈夫なのはいいことなのだろうが、日本人の場合むやみに頑丈だとデリカシーに欠ける人間だと思われる傾向がありそうでちょっぴり不安だ。 そして、もういい年になってきたのであまり過信せぬよう、胃腸を労わって生きながらいつか来るかもしれない世界一周旅行に備えようと思っている。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品