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世界のへんな肉 の商品レビュー

3.7

31件のお客様レビュー

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2024/07/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

食べるのは、愛なので。 世界中を旅してきた著者が、世界の様々な場所で味わった肉について、そしてそこで出会った人々について語る。 どんな肉を食べたことがあるだろうか。牛・豚・鶏あたりは多くの人が恒常的に食べているだろう。お正月などで羊・鴨・猪、ところかわれば馬・うさぎ・アヒル、海も入れれば鯨など。ここまでは自分も食べたことがある。ジビエに親しむ人なら鹿や熊も食べたことがあるかもしれない。 日本だけでもこれだけバリエーションがある肉食である。世界を眺めれば信じられないものを食べている。アルマジロが一番驚いた。そんなの食べられると思わないよ…と。不味かった肉もあるようだが、著者は怯まない。見つけたら挑戦していくスタイルである。それはもう愛なのだ。

Posted byブクログ

2024/07/10

世界中をまわって著者が食べた、まさに「へんな肉」のオンパレード。 ラクダ、キリン、ガゼル、インパラ、アルマジロ、トナカイ、ビーバーなどなど。 そして、食材にあわせて、いろいろな調理をしているけれど、味は美味しかったり、残念だったり。それらをしっかり食リポしてくれている。 日本人に...

世界中をまわって著者が食べた、まさに「へんな肉」のオンパレード。 ラクダ、キリン、ガゼル、インパラ、アルマジロ、トナカイ、ビーバーなどなど。 そして、食材にあわせて、いろいろな調理をしているけれど、味は美味しかったり、残念だったり。それらをしっかり食リポしてくれている。 日本人にとって「へんな肉」だけど、現地の人にとってはいつもの食事。「美味しいよ。ぜひ食べてみて」と勧めてくれる。 そんな出会いや文化の違いも垣間見れて、楽しい。 また、ダチョウに襲われたり、水牛の乗り心地の悪さに牛酔いしたり、ホテルの部屋に幽霊?が出たりと、旅のハプニングも面白い。 著者の好奇心と行動力、コミュニケーション能力の高さに感心しつつ、どこか旅に出たくなった。 ただし、私は、旅先で、美味しいものをお腹いっぱい食べたい派ですが。

Posted byブクログ

2024/06/22

お腹が異常に頑丈である。 折り返し地点をとうに過ぎた人生の中で、いわゆる"お腹を壊した"経験は数えるほどしかない。胃腸風邪の時を除けば片手の指で数えられるくらいではなかろうか。 ****** 「世界のへんな肉」 もうこのタイトルだけで大好物である。 「世界のへんな肉」 これは...

お腹が異常に頑丈である。 折り返し地点をとうに過ぎた人生の中で、いわゆる"お腹を壊した"経験は数えるほどしかない。胃腸風邪の時を除けば片手の指で数えられるくらいではなかろうか。 ****** 「世界のへんな肉」 もうこのタイトルだけで大好物である。 「世界のへんな肉」 これはもう"声を出して読みたい日本語"に加えてもいいのではなかろうか。 著者は、著者自身にしかわからない理由である日会社を辞め、世界一周の旅に出る。 そして土地土地のいろんなものを食うのだ。 どこでどんな人に出会い、どんな風俗に触れ、どんな乗り物に乗り、どんな体験をしたか。 多彩なものごとを語る切り口がそこで食べた物、特に"肉"である。 だから、肉のことがものすごく詳しく解説されているわけではない。料理や食材のディープな情報が知りたい人には本書は物足りないかもしれないが、私にはものすごく面白かった。 ところ変われば品変わる、の諺どおりにびっくりするような食材(肉だけではなく)が食卓に上がる、それぞれの国の食文化は刺激的だ。 美術学校出身という著者自身によるイラストがまた可愛くて愉快でわくわくする。 同じ目に遭いたいか?と聞かれると後ずさりしてしまうが、未知の食材に出会ったらチャレンジしてみようという勇気がもらえた気がする。 若い頃にこういう冒険、やってみたかったなあ。 せっかくお腹も丈夫なんだし。 著者が訪れた国や地域の中には、政情が不安定であったり紛争その他たくさんの問題を抱えた場所もあるのだろう。能天気に「行ってみた〜い」なんて言えるものではない、かもしれない。 でも、一緒に食卓を囲めるのって相手を知って世界を共有する第一歩でもあると思う。 ****** 若い頃に経験した数少ない海外旅行で、一緒に行った人たちがことごとくお腹を壊す中、私はピンピンしていた。 気をつけていたのは「生水を飲まない」ことくらいであった。鋼のお腹である。 丈夫なのはいいことなのだろうが、日本人の場合むやみに頑丈だとデリカシーに欠ける人間だと思われる傾向がありそうでちょっぴり不安だ。 そして、もういい年になってきたのであまり過信せぬよう、胃腸を労わって生きながらいつか来るかもしれない世界一周旅行に備えようと思っている。

Posted byブクログ

2024/03/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

味わいあるイラストと共に綴られる普段お目にかかれない変わったお肉の感想 ラクダ、リャマ、イグアナ、ビーバー、カブトガニ。それって食べられたんだのオンパレード 国が変われば雷鳥すら食べられる 美味しくはないようだけど 犬ぞりの話や、島でオーストラリア人夫婦とウサギ肉を狙った話とか特に面白かった どうなったんだろうね、あのウサギ.... インドでは牛を食べるのはダメだけど、水牛なら食べられるのは初耳

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2024/03/05

タイトルからいわゆるB級グルメ本かと思っていたのですが、基本的には旅行記ですね。 タイトルの通り肉料理が主体の旅行記ですが、肉の種類はジビエ系がほとんどかな?単純に日本ではほとんど食べられていない肉ってだけですが。 羊肉なんかだと、日本は北海道が中心ですが、中東域では一般的に食...

タイトルからいわゆるB級グルメ本かと思っていたのですが、基本的には旅行記ですね。 タイトルの通り肉料理が主体の旅行記ですが、肉の種類はジビエ系がほとんどかな?単純に日本ではほとんど食べられていない肉ってだけですが。 羊肉なんかだと、日本は北海道が中心ですが、中東域では一般的に食べられてたりしますし、さらに脳みそもしっかり食べますので。 その料理そのものよりも、料理に行き着く話が波乱万丈と言うか、トラブル多発というか、一筋縄では行かないのがなかなか良いです。 ただ、ちょいちょい「気持ち悪い」って感想が出てくるのが引っかかります。気持ち悪がり方が、そこまで嫌がらないでもとは思いました。 酷いゲテモノ系は特に無いので、食べてみたいなと思うような料理は多かったです。 トナカイ肉の霜降りは美味しそうな雰囲気でしたね。 薄くて、1項目が短いので手軽で読みやすい本でした。

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2023/12/11

世界各国で、その土地に根差した動物の肉を食した旅行記。 どれもこれも癖が強く、食欲をそそられるものではない。

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2023/09/18

前にもらったままだった本。体調悪めなので軽く読みたくて。 やっぱフツーの牛がおいしいんだなと思った。

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2024/01/23

センスの成せる技か。本のタイトルがまず目に飛び込み、結局それで買った。 じぶんには読み易い文章。 著者には失礼だが、妙に古い言い回しの多い読後感。こんな言葉遣いは最近あまり聞かないなと感じつつ、著者の旅先でのおかしな体験や土地の料理の話に惹かれて頁をめくった。どの話もとても楽しい...

センスの成せる技か。本のタイトルがまず目に飛び込み、結局それで買った。 じぶんには読み易い文章。 著者には失礼だが、妙に古い言い回しの多い読後感。こんな言葉遣いは最近あまり聞かないなと感じつつ、著者の旅先でのおかしな体験や土地の料理の話に惹かれて頁をめくった。どの話もとても楽しい。 200頁弱。最後まで興味を失わず読めた。 残念だったのが、巻末の丸山ゴンザレス氏の解説。 料理を巡る旅の本へ、わざわざ自身のトイレ話(大)を載せ、挙句に盛ったまで書くことはなかろうと感じた。そんな駄文よりもっと著者の紹介を。

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2023/04/10

世界のお肉の話ですが 世界のいい人たちの話でもある 世界の人達にお肉を振舞ってもらえて仲良さげで楽しそう 挿絵がかわいい

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2023/03/10

ひつじの脳ミソスープとか、ラクダ、ひつじ、ワニのこぶ他色々な肉を食べ尽くした著者の珍道中な内容。結構勇気がいるなあ。

Posted byブクログ