商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2019/04/18 |
JAN | 9784344034600 |
- 書籍
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ゆりかごに聞く
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商品レビュー
3.5
23件のお客様レビュー
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愛の価値観の個人差。 子どもを最優先にできなかったことがおかしいんじゃないかと思う人、 血のつながりがないから愛せないと決めつけた人、 血のつながりがなくても子どもを愛することを演じた人、 愛する人の子どもがほしかった人、 血のつながりがあるんだから愛されて当然と思う人、 子どもと自分は他人だから全部親のせいにされても困るという人、 子どもを通してそれぞれの視点から書かれるまさきとしか作品特有の世界観。 みんなそれぞれ変で、でもどれが正解ということもなくて、それぞれの価値観に共感しながら読み進めていくのが面白かった。
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「みんな誰かの子供なのだ。どんな親から生まれたとしても、私達は一生、誰かの子供であり続けなければならない」 だから親から受けた愛の記憶は人の人生を左右する。けれど、母親が誰でもお腹を痛めて産んだ我が子に愛情を抱けるとは限らない。 「母性」という言葉の呪縛と重圧を終始感じる作品だった。 自分は娘を愛していないのか、いや、そんなはずはない。不安と葛藤を抱えつつ、自分の出自をたどる主人公がたどり着いた答えは、正直、肩透かしを食らったようなものであったけれど、彼女にとってはそれさえもよるべなのだと、やるせない気持ちになった。
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まさきさんの本を読むのは5作目。キーマンに気づけたのが嬉しかったけど、最初の場面の女性がまさかの人物でびっくり。やっぱり嫌な人が多く出てくる話。
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