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よるのばけもの 双葉文庫
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よるのばけもの 双葉文庫

住野よる(著者)

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よるのばけもの 双葉文庫

712

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2019/04/11
JAN 9784575522099

よるのばけもの

¥712

商品レビュー

3.8

230件のお客様レビュー

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2025/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2025.8読了 「いじめ」が題材となっている作品で、中学生の狭いコミュニティの特有の空気感、学生の残酷さが色濃く描かれていると感じた。 ばけものの状態で会う時と昼間学校で会う時とで態度を変えざるを得ない感覚、ばけものには物理的になれないものの、学生時代誰もがこの微妙な空気感を感じながら過ごしたことがあるであろうことから、我々の心の中にもばけものは潜んでいると感じさせられた。 最後主人公は声を掛けるものの、その後何が待っているのかは想像できるし、安易にロマンス方向に行かなかった点もまたリアリティがあると感じた。

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2025/11/24

中学生の時って多かれ少なかれこんな感じの雰囲気がクラスにあったよなって思いながら読みました。 思春期の複雑な心境とか人間関係とか常に付き纏う不安とかぎゅっと詰まっていて、綺麗に白黒つかない事だらけだけど自分の中で折り合いを付けたり納得いく落とし所を見つけたりあの頃はもっと人に対し...

中学生の時って多かれ少なかれこんな感じの雰囲気がクラスにあったよなって思いながら読みました。 思春期の複雑な心境とか人間関係とか常に付き纏う不安とかぎゅっと詰まっていて、綺麗に白黒つかない事だらけだけど自分の中で折り合いを付けたり納得いく落とし所を見つけたりあの頃はもっと人に対して誠実だったなとか色々考えちゃいました。

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2025/11/23

化け物のアッチーと矢野さんの夜の冒険と、集団内の立ち位置での昼の二人の隙間。変わらない矢野と、どちらが本当の自分なのか悩むアッチー。最後に心の叫びから、答えを見つける。たとえ集団内の安寧を捨てることになっても。 笠井の正体、縁川の本質、能登の確信など謎が残ったが、読みやすく楽しか...

化け物のアッチーと矢野さんの夜の冒険と、集団内の立ち位置での昼の二人の隙間。変わらない矢野と、どちらが本当の自分なのか悩むアッチー。最後に心の叫びから、答えを見つける。たとえ集団内の安寧を捨てることになっても。 笠井の正体、縁川の本質、能登の確信など謎が残ったが、読みやすく楽しかった。

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