商品詳細
| 内容紹介 | //付属品~外ケース付 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2019/04/17 |
| JAN | 9784065152256 |
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余物語
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余物語
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商品レビュー
3.5
27件のお客様レビュー
この本は二話構成になっていて、よつぎバディとよつぎシャドウという二話だ。バディの方では斧乃木ちゃんとアララギくんが大学の准教授から児童虐待の依頼を受けて調査に乗り出す。シャドウでは撫子が我煙さんの紹介で事故物件になりかけの部屋を調査する。シャドウの方は短編だ。端的に評価からいうと...
この本は二話構成になっていて、よつぎバディとよつぎシャドウという二話だ。バディの方では斧乃木ちゃんとアララギくんが大学の准教授から児童虐待の依頼を受けて調査に乗り出す。シャドウでは撫子が我煙さんの紹介で事故物件になりかけの部屋を調査する。シャドウの方は短編だ。端的に評価からいうと、バディの方はあんまりだった。他方、シャドウの方は面白かった。本来の物語シリーズの良さが出ていたと思う。キャラクターの掛け合いとか、コミカルさとかの具合がちょうどいい。たまにやってくるシリアスとのバランスも小気味良い。こういう短編集を出してくれたら買うんだけども。バディの方は正直、あんまり面白くない。気がする。好みによるかもしれない。俺はあまり面白くなかった。児童虐待の話から始まるのとか、呪いの人形とか、ひとつひとつの要素は悪くなかったのだが、怪異があからさますぎるというか。准教授の過去を聞いてあまりにも不幸すぎて絶句したのだが、しかしリアリティーの皆無さがあって助かった気がする。前回の宵物語もそうだが、リアリティーが高いと気持ち悪くなるような話ばかりだ。別に初期から気持ちの悪くなる話はあったけれど、最近のは初期の頃より描き方が荒く見える。内容が薄いと言ったら著者に失礼だけども、テーマ性をもう少しはっきりしてほしかった。テーマ性あってこその怪異だろうに。あとガハラさんとか、羽川とか、神原とかの初期キャラクターの影が薄くなりつつあって、そこが悲しい。新キャラが嫌とかじゃ全くないのだが、今までの物語シリーズの良さはそのまま残してほしい。
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配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10278075
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みんな大好き斧乃木ちゃんと阿良々木くんのナイスバディストーリー! 出来事的には若干ホラーだったから、家でひとりで読んでいて思わず毛布とかカーテンとかが気になってしまった… 相変わらず斧乃木ちゃんと阿良々木くんのテンポ良い掛け合いが面白くてスラスラ読めました! 先生からのお手紙の内容がかなり重くて、そりゃ怪異化するよなぁと思ってしまった。 個人的には羽川が登場してとても嬉しい。 最後の撫子ちゃんのお話も良かった。 時折出てくる意表を突くような心に刺さる言葉たちがやっぱり西尾維新。
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